展望でふれた通り、過去のシルクロードSは好走血統が大きく2つに分けられます。
その力関係は、
サンデーサイレンス(SS)系の差し馬 >> 米国型血統の先行馬です。
粘り込みを狙う米国型の先行馬を、
サンデーサイレンス(SS)系のキレを生かす差し馬が捉えるという構図です。
ということで展望では、
サンデーサイレンス(SS)系から
ケイアイアストンを指名したのですが、残念ながら除外になってしまいました。
そこでこれだけが理由ではないのですが、今回はやや方向性を変えることにしました。
展望の段階でも気になっていたことではあるのですが、今年は開催時期が変更になりました。
例年より開催が1週早まり、さらに日曜開催から土曜開催になりました。
よって今年はコース変わり(A→B)の初日に行われることになり、これは無視できないかと思います。
加えて今開催の京都芝の特に芝短距離における、内枠・先行勢の有利さを考え併せると、この力関係はひっくり返るとみました。
よって今年は持続力が生きる馬場と見て、米国型血統を持つ先行馬を狙います。
サンデーサイレンス(SS)系の差し馬を取るかは好みに依りますが、自分はこうした場合は天秤にかけないほうがいいと思うので、敢えて拾いません。
◎
スカイノダン (
サクラバクシンオー×
Wild Again)
ダート戦は未経験ですが、祖母は米国オークスを制覇しているダート血脈です。
前走の待機策で味をしめた感があるのはちょっと嫌ですが、本来行かせたほうがいい血統です。
今開催の同コースでもこれまでに、
サクラバクシンオー系の人気薄が2勝しています。
内枠が欲しかったですが、こればかりは仕方ありません。
○
ショウナンカザン (
ショウナンカンプ×
ダイナマイトダディ)
昨年2着で本命馬と同系です。
母系に米国型血統を持ちます。
▲
モルトグランデ (
War Chant×
Capote)
米国型好走血統の
ダンチヒ(DZ)系×
ボールドルーラー(BR)系です。
△
サンダルフォン (
サクラバクシンオー×
ジェイドロバリー)
ダート実績があり、本命馬と重賞で一緒に好走したことがあります。
◎14 スカイノダン
○4 ショウナンカザン
▲7 モルトグランデ
△1 6 3 13 8
<無印馬>
9
ジョーカプチーノ (
マンハッタンカフェ×
フサイチコンコルド)
激走馬が複数出ている
サンデーサイレンス(SS)系×
ニジンスキー(NJ)系で、通常なら絶対買わなくてはいけない配合です。
当馬は先行脚質ですが、好走したレースは
サンデーサイレンス(SS)系の血が生きたレースが多く、上記の通り敢えて印を打ちません。