◎
アンノルーチェ (
サッカーボーイ×
フジキセキ)
ハンプトン(HP)系重視は展望の通りです。
サッカーボーイは
ハンプトン(HP)系で、
ステイゴールドの母の全兄です。
当馬は母父が
サンデーサイレンス(SS)系で、
ステイゴールドに近い配合といえます。
母父が
フジキセキですが、先週日曜最終レースで
フジキセキ産駒が1~3着を独占し、2・3着馬は
ハンプトン(HP)系も併せ持っていました。
ただ中間順調さを欠いたとのことで、休み明けの出来が心配です。
ハンデ56kgも見込まれた印象で、軸としての信頼性は計りかねます。
穴で一発を狙うならですね。
○
サンライズマックス (
ステイゴールド×
ダンシングブレーヴ)
一昨年の勝ち馬です。
ステイゴールドは
サンデーサイレンス×
ディクタスで、母の
ハンプトン(HP)系の影響が強い種牡馬です。
ハンプトン(HP)系の傾向出現時に
ステイゴールドありです。
◎11 アンノルーチェ
○9 サンライズマックス
本命を考えていた
エーティーボスは除外されてしまいました。
そして◎は状態面に不安があり、○は既に好走済み、と難しい狙いになりました。
こうした場合はあまり手を広げないほうがよく、他に特別狙いたい系統も見つからないため、この2頭に集約させてしまいました。
ということで、展望でふれた先週までの小倉芝で出ていた血統傾向が、今週も続いているかどうかが大事になります。
もちろん重賞傾向だけでも勝負は出来るレベルですが、プラスアルファがあるに越したことはありません。
以下の土曜日の該当馬の走りをチェックして、勝負度合いを加減するのがいいかと思います。
(参考)傾向確認馬
・小倉4R 1800m
5
オーシャンブルー ステイゴールド産駒・小倉10R 2000m 小倉城特別
12
ロックフルマーク ステイゴールド産駒9
マッキースチール サンデーサイレンス(SS)系×
ハンプトン(HP)系
<無印馬>
3
リルダヴァル (
アグネスタキオン×
Thunder Gulch)
当馬は牝系がWind In Her Hairの系統です。
Wind In Her Hairに米国系の
ミスタープロスペクター(MP)系の血が入った繁殖牝馬に、
サンデーサイレンス(SS)系の種牡馬が配合されると瞬発力に優れたタイプが多く出ます。
当馬以外にもダノンパッション・ガンズオブナバロンがいて、非サンデーサイレンス(SS)系ですがラドラーダにも瞬発力が出ています。
当馬は
父アグネスタキオンの
ボールドルーラー(BR)系から持続力が出る可能性もありますが、人気のここは疑ってみたいです。
スローの瞬発力が問われる流れになると厳しいですが、淀みない流れなら不安ありとみます。