【中日新聞杯展望その2】
過去データ掲載の展望その1はこちら 前回ポイントとして挙げたのは2点です。 ①サンデーサイレンス(SS)系×ノーザンダンサー(ND)系が好調。 ②自身や産駒が菊花賞や天皇賞春で好走している(1着が理想)種牡馬を父に持つ馬 今年は残念ながら、①に該当する馬はいません。 父と母父が入れ替わった逆配合の、ノーザンダンサー(ND)系×サンデーサイレンス(SS)系を許容するなら、4シンゲン 11オペラブラーボが該当します。 次に②に該当する馬(種牡馬)ですが、人気薄でも走っているのは上の条件で1着がある種牡馬なので、それに該当するものをあげていきます。 1イケトップガン(マヤノトップガン) 3ダブルティンパニー(サンデーサイレンス) 4シンゲン(ホワイトマズル) 6サクラオリオン(エルコンドルパサー) 7ダンスアジョイ(ダンスインザダーク) 11オペラブラーボ(オペラハウス) 15マンハッタンスカイ(マンハッタンカフェ) の7頭です。 ①②ともに満たす4シンゲン 11オペラブラーボが推奨馬です。 開幕週なのでで相手を選ぶには、当日の傾向を確認したほうがいいため、他の印は当日13時以降に更新します。 1日1回応援クリックお願いいたします。 ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ![]() |
||
![]() |
||
200812121625 |
【カペラステークス展望その2】
中山ダート1200mの唯一の重賞であったガーネットステークス、およびOP特別の傾向から、カペラステークスの狙いは、<芝ダート兼用の(できれば芝重賞での馬券圏内経験のある)馬>ということでした。 展望その1はこちら 該当する推奨馬は、ウエスタンビーナス。2歳時に芝GⅢフェアリーSで2着(クビ)、その後も、芝GⅢファルコンS4着(0.2差)、芝GⅢCBC賞4着(0.4差)と好走経験があり、前走も芝GⅢ京阪杯で4着(0.2差)でした。芝重賞でも馬券候補に挙がるスピードとパワーを兼ね備えた馬で、中山ダート1200mの上級条件で好走できる素地を持っています。 また、当馬は、過去中山ダート1200mでは2年前に1600万下のアクアラインSで14人気3着と激走した実績を持ち、このときは重馬場でした。今週日曜の天候(予報は雨)にも合致します。 そして、先週土曜が稍重馬場で開催された、湿馬場だったのですが、このときにボストンハーバー産駒が2頭、5人気2着、11人気2着と激走しました。ウエスタンビーナスもボストンハーバー産駒で、先週土曜の湿馬場の傾向と今週日曜の湿馬場の傾向がリンクすれば、非常に有力な1頭です。 その他の有力馬として期待しているのは、順に、チョウカイシャトル、カルナバリート、リミッドレスビッドです。 なお、ダイワエンパイアは中山ダート1200mで2連勝、実績からも1番人気が見込まれますが、ヴァイスリージェント(VR)系の中山ダート1200mの上級条件の相性はそれほどよくありません。下級条件ならば、当馬の2連勝のように完勝する馬も多いのですが、上級条件ではカモになる可能性があります。実際、07年のガーネットSでは、サンアディユ(フレンンチデピュティ産駒)がダート3連勝で臨んで殿負けを喫しています。度胸満点の「消し」で勝負したいところ。 なお、ダートは、天候が安定していても、時に傾向が激変することもあり、非常にデリケートなものです。カペラSの直近に組まれているダート1200mは第8レース(日曜13時35分発走)、このレースを見た上で、最後の見解(主に○▲△をどの馬に打つか)を日曜14時過ぎにアップしたいと思いますので、どうぞお楽しみに。 1日1回応援クリックお願いいたします。 ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ![]() |
||
![]() |
||
200812112359 |
|
||
![]() |
||
200812101549 |
|
||
![]() |
||
200812101532 |
【中日新聞杯展望】
過去2年のデータ ![]() サンデーサイレンス(SS)系×ノーザンダンサー(ND)系が好調。人気敗退もありません。 また、マヤノトップガン(ブライアンズタイム)×ノーザンダンサー(ND)系も人気薄で激走しています。 またスペシャルウィーク・ダンスインザダーク・マヤノトップガン産駒が好走しており、<自身や産駒が菊花賞や天皇賞春で好走している種牡馬>に注意です。 |
||
![]() |
||
200812091556 |
【ステイヤーズステークス回顧】
予想はこちら 考察のポイント①として、アルゼンチン共和国杯組の取捨、がありました。アルゼンチンで瞬発力不足のため差し届かなかった馬の逆転が狙える、という趣旨でした。結果的に、勝ち馬はアルゼンチンで15着敗退したエアジパングでした。当馬はアルゼンチンでは直線の不利により敗退し、その敗因が考察ポイントの俎上に載りにくかったのは否めません。 考察ポイントの②として、菊花賞好走馬の取捨がありました。菊花賞で優秀な上がりを記録した追い込み馬は、ステイヤーズSの勝ちパターンである「自分で動ける脚」には合致しない、という趣旨でした。結果的に、フローテーションはレース前半から逃げ、菊花賞とは異なるパフォーマンスを見せて連対を果たしました。考察とレース展開が噛み合わず、残念です。 考察ポイントの③として、ステイヤーズで狙える血を4つ挙げました。結果的に、父の母父にサドラーズウェルズ(SW)を持つエアジパングが1着、ロベルト(RO)系の血を母父に持つフローテーションが2着でした。過去の結果からは、父か母父という最も影響力の大きな2つのラインに注目しましたが、今年の場合、実力を考慮したうえでその2つのラインから推せる馬はマキハタサイボーグとフローテーションの2頭のみでしたので、もう少し範囲を広げて、父の母父、母の母父と、主要な4つのラインまで考察してもよかったかと思われます。 考察ポイントの④その他で、エアジパングの考察で述べたように、米国で発展したミスタープロスペクター(MP)系はスピードとパワーに秀でた特徴を持つゆえ、日本での活躍の主流はダートですが、ノーザンダンサー(ND)系の繁殖と配合されたMP系種牡馬は、日本の芝の中長距離でも重賞勝ち馬を出せます。今年の凱旋門賞勝ち馬ザルカヴァの父ザミンダーも、ゴーンウエスト(GW)というMP系の種牡馬と、ザンミンストレル(MI、ノーザンダンサー系)を父に持つ繁殖と配合されています。いわゆる血統派を語る予想家も、長距離重賞の場合、MP系というだけで倦厭しがちになるかと思いますので、この考察は、今後大変重要になってくるかと思います。 |
||
![]() |
||
200812082333 |
【ジャパンカップダート回顧】
予想はこちら 狙いは<父ブライアンズタイム(BT)でした。> 結果はとして馬券の鍵になったのは、人気薄で2着した父BTのメイショウトウコンでした。 父BTで3頭に絞ったまでは良かったのですが、ワイルドワンダーの方をとってしまいました。 勝ち馬は○だっただけに、痛かったです。 3頭の中では実績上位だったので、この評価は低すぎました。 今回<東京ダート2100mと⇔阪神ダート1800mの関連性の薄さ>という考えで予想しました。 まだ1回だけなので判断しづらいですが、ある程度的を射ているのではと思います。 来年以降もこの考えをもとに、父BTに注意です。 |
||
![]() |
||
200812081425 |
【鳴尾記念回顧】
予想はこちら 狙いは<サンデーサイレンス(SS)を父か母父に持つ馬>でした。 結果は1・3着が母父SSで、5着に父SSというものでした。 予想の概念としては合っていたと思いますが、本命の選択ミスをし、人気薄で馬券に絡んだドリームガードナーの評価を低くしてしまったのが失敗でした。 先日のJCに続き、母父SSの力を痛感しました。 ただ、当重賞のSS傾向は確かにあるようなので、来年以降も同じスタンスでいけそうです。 父SSは数が少なくなってくるので、母父SSが狙い目です。 |
||
![]() |
||
200812081408 |
前回【大系統】の分類に続いて、【小系統】の分類です。
![]() 【中系統】という分類が出てきていますが、これは小枝の手前の比較的大きな幹としていくつか分類しています。 小分類は便宜上分けておいた方がいいため、設けています。 以上が分類の仕方です。 理論や予想での系統の参考にしてください。 各系統の特徴などは、また別の機会にご紹介します。 |
||
![]() |
||
200812060024 |
blog始めました。
長年かけて構築した血統理論とデータベースを引っ提げ、予想家として競馬界に進出します。 これからデータを公開しながら、理論のご紹介をしていきます。 実戦的かつ浪漫溢れる血統の世界をお伝えできればと思います。 ご意見・ご要望などお待ちしております。 では、今後ともよろしくお願いいたします。 |
||
![]() |
||
200812041048 |
copyright © 2006 血統適性blog all rights reserved. template by [ALT -DESIGN@clip].