【根岸S予想】
展望は
こちら展望で触れたとおり、
ナスルーラ(NL)系で攻めたいと思います。ダートをNL系で攻める以上、厳しいラップで先行馬が崩れ、ズブズブの差し決着に向く馬を中心に考えます。根岸Sで狙える穴のNL系は
ネヴァーベンド(NB)、レッドゴッド(RG)、グレイソヴリン(GS)と欧州色の強い系ですから、スピードは重視せず、差し足を持続できるタイプの馬が理想です。
◎5ブイチャレンジ
スキャン(MP系)×
RG系の配合です。この馬の後方一気の脚質は、ペリエ参戦で信頼性が高まります。ペリエがダート戦に先行馬で騎乗すると、殺気が馬に伝播し、非常にタイトな流れになって差し馬の決着が多くなる傾向があります(と、以前何かの記事で読みました)。「殺気」とは、要するにペリエは馬に気を抜かせずに極限の頑張りを要求するので、それが騎乗馬のみならずペリエの視界に入る先行馬に伝播すると…。今回オフィサーに乗って、中団からバンブーエールはじめとする先行馬にプレッシャーをかけて、一度もラップが緩まずに直線に向きます。東京新聞杯に引き続き、一部ヤクザな理論をすみません。週中に39.0度の熱にうなされたせいでしょう。とりあえず、直線に入ったらペリエのスペシウム光線が先行馬を退治してくれるように応援しましょう(笑)。
もう一つ、今度はまともな話を。東京ダート1400は、この条件に絶対の自信を持っている先行馬がけっこういます(今は亡きトウショウギアのように)。そんな先行馬が上級条件では勝気なレースをするので、特に厳しいラップになります。アフリート(AF)やフレンチデピュティ・クロフネ(ともにVR系)などの、トータルでは東京D1400に適性の高い血統が、根岸Sで人気敗退しているゆえんだと思います。したがって、AF産駒の先行馬バンブーエール、VR系の先行馬フェラーリピサ、勝気なレースをするナンヨーヒルトップの上位人気陣を軽視します。
相手は、カペラSの1,3,4着をまずはじめに挙げます。ビクトリーテツニー、フジノウェーヴ、リミットレスビットです。今回のカペラSは厳しい展開で、そのまま東京D1400の差し決着のレースに反映しそうです。2着スリーアベニューはカペラSで当週傾向を反映してのものですので、推奨しません。特にフジノウェーヴの
ミスプロ(MP)系×
ターントゥ(TT)系の配合は、東京D1400に向くので、逆転までありそうです。ブラックタイアフェアーという米国的なスピードが足りない感じもいいですね。
他にはアドマイヤスバル、ボードスウィーパー、ヒシカツリーダーを。ボードスウィーパーの
フォーティナイナー(FN)系×
ノーザンテースト(NT)という配合は、1200~1400mのダート戦における穴血統です。みな差し脚を武器とするタイプです。
ちなみに土曜に行われた4鞍では、
アフリート(AF)産駒が父に母父にと穴をあけるわ、VR系が総じて元気やら、
ストームバード(SB)系×
ミスプロ(MP)系の11人気2着するわで、人気が予想されるバンブーエール(AF)、フェラーリピサ(VR)、ナンヨーヒルトップ(SB×MP)の追い風となる傾向ばかりでした。しかし、ダートは馬場の回復中のときが最も傾向が乱れるので、今日走ってもらって明日は来ない、という都合のいい解釈をしておきます。
◎5ブイチャレンジ
○9フジノウェーヴ
▲1ビクトリーテツニー
△13 14 7 4 8
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