【エルムS】の血統データから血統傾向を見ていきます。

『米国型ダート血統向きのコース』


エルムSの血統データ(9年分)

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『米国型ダート血統向きのコース』
～ダート重賞の米国型・日本型血統分類～

昨年考案し好調が続いている、「ダート重賞の米国型・日本型血統分類」で分析します。
基本的な考え方はこちらをご参照ください。


まずこのレースが米国型なのか日本型なのか、判断をしていきます。

開催時期が安定しないレースですが、ダートなのでそれほど気にする必要はないかと思います。
それより降雨による馬場状態に気を付けたいです。


・判断材料その1
ワイルドラッシュ産駒のパーソナルラッシュが連覇している。
同産駒は米国型の代表格で、日本型の重賞ではほとんど走りません。


・判断材料その2
ヴァイスリージェント(VR)系×ボールドルーラー(BR)系のフェラーリピサの勝利。
当馬は非常に米国色の強い配合で、超米国型レースとなった09年のフェブラリーSで5着と健闘しました。


・判断材料その3
今開催の札幌ダート1700mでは、1000万条件以上のクラスのレースが5レース行われましたが、そのうちの4レースで米国色が強い血統が勝利しています。

8/22 マカオジョッキークラブT アフリート(AF)系×ファピアノ(FP)系
8/28 しらかばＳ ワイルドラッシュ産駒
9/5 層雲峡特別 フォーティーナイナー(FN)系×ヘイロー(HL)系
9/11 報知杯大雪H 父ヴァイスリージェント(VR)系


以上より米国型のレースになると予想します。

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・スターシップ (クロフネ×ジヤツジアンジエルーチ)
1昨年の勝ち馬フェラーリピサと同じヴァイスリージェント(VR)系×ボールドルーラー(BR)系です。
米国型レースでこその血統です。

・クリールパッション (ワイルドラッシュ×トニービン)
ワイルドラッシュ産駒です。
人気ですが重視する必要がありそうです。

・エーシンモアオバー (マンハッタンカフェ×Rubiano)
母がファピアノ(FP)系×ヴァイスリージェント(VR)系で、米国タイプです。

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