【京都大賞典】の血統データから血統傾向を見ていきます。
『京都新聞杯との強いリンク』
京都大賞典の血統データ(10年分)

『京都新聞杯との強いリンク』
施行条件が変わった02年以降の京都新聞杯の勝ち馬と京都大賞典との関連です。
02年
ファストタテヤマ (
ダンスインザダーク×
セントサイモン系)
→ 自身が京都大賞典 2着(7人気) 3着(6人気)
03年
マーブルチーフ (
チーフベアハート×
ミシシッピアン)
→ 自身が京都大賞典 4着(11人気)
04年
ハーツクライ (
サンデーサイレンス×
トニービン)
→ 同配合
リンカーンが京都大賞典 1着(1人気)
05年
インティライミ (
スペシャルウィーク×
ノーザンテースト)
→ 自身が京都大賞典 1着(2人気)
06年
トーホウアラン (
ダンスインザダーク×
ヌレイエフ)
→ 自身が京都大賞典 1着(4人気)
07年
タスカータソルテ (
トニービン系×
ノーザンテースト)
→ 同配合
ナリタセンチュリーが京都大賞典 1着(5人気) 他3着(7人気) 3着(3人気)も
08年
メイショウクオリア (
マンハッタンカフェ×
Rahy)
→ 自身が京都大賞典 10着(10人気) 昨年◎で不発
09年
ベストメンバー (
マンハッタンカフェ×
サクラユタカオー)
→ ??
10年
ゲシュタルト (
マンハッタンカフェ×
エンドスウィープ)
→ ??
勝ち馬は出走すればほぼ好走しており、また勝ち馬と同じ配合も京都大賞典で好走しています。
京都の芝外回り長距離重賞では、こういう重賞間での関連性はよく見られます。
京都大賞典の2400mと京都新聞杯の2200mは、スタート地点から1コーナーまでに入るまでの直線の長さの差が200mというだけで、3コーナー頂上からのロングスパート勝負になりやすい点は同じです。
菊花賞上位馬が走りやすいのも、コース形態やペースによるものが大きいです。
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・
ベストメンバー (
マンハッタンカフェ×
サクラユタカオー)
09年の京都新聞杯勝ち馬です。
ただ母母父が
レッドゴッド(RG)系で、
マンハッタンカフェ産駒ということから、昨年本命にして不発だったメイショウクオリアと似た配合です。
同馬はダート戦からのステップということで、度外視することも出来なくはないですが。
・
フォゲッタブル (
ダンスインザダーク×
トニービン)
サンデーサイレンス(SS)系×
トニービンは、04年の京都新聞杯勝ち馬と同じ配合です。
ダンスインザダーク産駒は、02年・06年の京都新聞杯勝ち馬を輩出しています。
同馬は母母父が
ノーザンテーストですが、
サンデーサイレンス(SS)系と
ノーザンテーストを併せ持つ点は、02年・05年の京都新聞杯勝ち馬と同じです。
また、母の
トニービン系×
ノーザンテーストという配合は、07年の京都新聞杯勝ち馬と同じです。
そのまま好走することが多い、菊花賞の2着馬でもあります。