【富士S】の血統データから血統傾向を見ていきます。
『左回り芝マイル重賞で注目の配合』
富士Sの血統データ(9年分)

『左回り芝マイル重賞で注目の配合』
左回りの東京・新潟で行われる芝マイル重賞で、速いペースになりやすいG1競走を除いたレースを参考にします。
この2つの条件では好走血統の一致する部分が大きい傾向にあります。
近年特に目立つのが、
グレイソヴリン(GS)系×
ヘイロー(HL)系の配合です。
ちなみに当ブログでは、
タニノギムレット産駒を自身の母父の影響力の強さから
グレイソヴリン(GS)系として扱っているため、
タニノギムレット×
ヘイロー(HL)系もこの配合とみなします。
・東京新聞杯
08年 3着 12人気
タマモサポート (
タマモクロス×
ジョリーズヘイロー)
09年 1着 5人気
アブソリュート (
タニノギムレット×
サンデーサイレンス)
09年 3着 9人気
スマイルジャック (
タニノギムレット×
サンデーサイレンス)
・クイーンC
08年 2着 8人気
ライムキャンディ (
タニノギムレット×
サンデーサイレンス)
10年 1着 1人気
アプリコットフィズ (
ジャングルポケット×
サンデーサイレンス)
・関屋記念
08年 3着 8人気
タマモサポート (
タマモクロス×
ジョリーズヘイロー)
09年 1着 2人気
スマイルジャック (
タニノギムレット×
サンデーサイレンス)
10年 2着 2人気
セイクリッドバレー (
タニノギムレット×
フジキセキ)
・新潟2歳S
10年 1着 9人気
マイネイサベル (
テレグノシス×
サンデーサイレンス)
・富士S
09年 1着 6人気
アブソリュート (
タニノギムレット×
サンデーサイレンス)
通算成績は5-2-3-4で、出走があれば殆どのレースで馬券に絡んでいます。
該当馬は計8頭出走して、そのうち7頭が一度は馬券圏内に入っています。
また複数回好走する馬も多いのが特徴です。
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・
セイクリッドバレー (
タニノギムレット×
フジキセキ)
この血統条件を満たしており、既に関屋記念で2着があります。
昨年の覇者アブソリュートと同配合で、母母父の
ノーザンテーストも共通します。
明らかに適性がなかった前走の敗退で、少しでも人気を落としてくれるといいのですが。