◎
セイクリッドバレー (
タニノギムレット×
フジキセキ)
左回りの東京・新潟で行われる芝マイル重賞で、速いペースになりやすいG1競走を除いたレースを対象にした場合、近年特に目立つのが
グレイソヴリン(GS)系×
ヘイロー(HL)系の配合です。
タニノギムレット産駒は自身の母父の影響力の強さから
グレイソヴリン(GS)系として扱っているため、
タニノギムレット×
ヘイロー(HL)系もこの配合に該当します。
当馬はこの血統条件を満たしており、既に同条件の関屋記念で2着があります。
昨年の覇者アブソリュートと同配合で、母母父の
ノーザンテーストまで同じです。
グレイソヴリン(GS)系が走りやすい今の馬場にも合います。
明らかに適性がなかった前走の敗退で人気を落としており、今回が狙い目とみます。
○
スピリタス (
タニノギムレット×
Storm Cat)
本命馬と同じ
タニノギムレット産駒で、この条件に適しています。
▲
ガルボ (
マンハッタンカフェ×
ジェネラス)
主要4系(父・母父・父母父・母母父)に
ヘイロー(HL)系と
ニジンスキー(NJ)系を併せ持つ、ウインラディウス・マイネルシーガル・マイケルバローズ・サイレントプライドが好走しています。
単穴で期待したい配合です。
◎2 セイクリッドバレー
○12 スピリタス
▲14 ガルボ
△5 13 7 8
マイネルファルケの単騎逃げになりそうなメンバー構成です。
遅くなりそうですが、さすがにG1の2着馬に楽逃げを許すような展開にはならないと祈りたいです。
ただ当馬自体は瞬発力がないため、ペースを落としすぎても難しい面はあります。
前半1000m通過が58秒台前半くらいを考えたいですね。
・無印馬
9
ダノンヨーヨー (
ダンスインザダーク×
フォーティナイナー)
ダンスインザダーク×
ミスタープロスペクター(MP)系は、昨年ザレマ・ストロングガルーダが人気で敗退しています。
近配合のリルダヴァル・マルカシェンクと比較して推す要素は見当たらず、このグループから2頭は取りません。
16
サンカルロ (
シンボリクリスエス×
Crafty Prospector)
このレースは瞬発力が求められ、1400m向きの持続力勝負に向いた配合は嫌いたいです。