【共同通信杯回顧】
予想は
こちらでした。
◎シングンレジェンドは、1000m=59.5秒のペースでフレンドケントと供にぶっ飛ばして撃沈しました。この一族にとって馬生最大の晴れ舞台となる共同通信杯において、残念な結果となりました。最終オッズは15人気で、小倉大賞典で◎に指名したマストビートゥルー(こちらは5着)と一緒でした。今後も、3着に突っ込んで穴を演出する期待値の高い馬を◎に推奨しますので、気長におつきあいください。
○トーセンジョーダンは2着を確保しました。しかし、○に完勝した△1番手ブレイクランアウトの脚には改めて驚かされました。
ミスプロ(MP)系×
ノーザンダンサー(ND)系という血統の字面からは想像できない瞬発力で、考察の必要があります。
スマートストライクという種牡馬は、米国で同一年にBCクラシックとBCターフの勝ち馬を輩出しています。BCクラシックを制したカーリンの
母父がデピュティミニスター(ヴァイスリージェントVR系)、BCターフの勝ち馬の
母父がシアトリカル(ヌレイエフNV系)ということから考えても、母父の特性を引き出して高レベルな産駒を輩出する印象があります。日本で言えば、サンデーサイレンスやエンドスウィープに近いですね。特に、同じ
ミスプロ(MP)系ということで、エンドスウィープに近い印象で、ブレイクランアウトの切れ味はアドマイヤムーン(父エンドスウィープ)を彷彿とさせます。
ブレイクランアウトの
母父はVR系ですが、芝のG1馬も多数輩出しているフレンチデピュティです。父スマートストライクが、母父フレンチデピュティの適性を引き出したと考えています。共同通信杯ではこれで、フレンチデピュティのライン(クロフネ産駒含む)が4頭出走し3頭とも馬券になりました。今後の重賞においても、この馬はMP系×ND系という字面ではなく、フレンチデピュティの特性を意識して考えていきたいと思います。
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