◎
シゲルジュウヤク (
グラスワンダー×
Miswaki)
2桁人気激走の条件である、好走血統・3系統該当馬です。
父の
グラスワンダーは
ロベルト(RO)系で、自身・産駒でこのレースを制しています。
母父の
Miswakiは
ミスタープロスペクター(MP)系で、昨年8人気で3着に入ったツルマルジュピターと同じです。
また父母父と母母父がともに
Danzigで、3×3のクロスが出来ています。
○
オウケンウッド (
アドマイヤコジーン×
ホワイトマズル)
母父に
リファール(LP)系、母母父に
ミスタープロスペクター(MP)系と、好走血統を2本持ちます。
また
Cozzene系×
欧州型ノーザンダンサー(ND)系のマイネルフォーグが6人気で2着しています。
相当な人気薄でしょうが、近親には同父のアストンマーチャンがおり、そこまで可能性が低いとは思いません。
▲
ロビンフット (
ゼンノエルシド×
サンデーサイレンス)
父が
ニジンスキー(NJ)系、母母父が
リファール(LP)系と、好走血統を2本持ちます。
前走もいちょうSの
母父サンデーサイレンスの傾向があったので、適性的な上積みはないかもしれませんが。
△
ライステラス (
ソングオブウインド×
スピードワールド)
父・母父がともに、このレースのキー血統である
ミスタープロスペクター(MP)系です。
先週のファンタジーSで同配合のハピシン(4着)の走りがよく、ダート色の出ているこのくらいの距離は合いそうです。
△
オースミイージー (
ハーツクライ×
アフリート)
母父が
ミスタープロスペクター(MP)系、母母父が
レッドゴッド(RG)系と、好走血統を2本持ちます。
△
スカラブレイ (
ゼンノロブロイ×
Wild Again)
このレースで
サンデーサイレンス(SS)系が来る条件である、
ミスタープロスペクター(MP)系を父母父に持ちます。
母父の
Wild Againからも、芝ならダート色が出ている1400mが合うかと思います。
△
エーシンブラン (
スウェプトオーヴァーボード×
トニービン)
父ミスタープロスペクター(MP)系で、瞬発力が問われた前走よりはいいでしょう。
ただ
グレイソヴリン(GS)系の適性を生かせる馬で、今回はそこまでこの血が重要ではありません。
△
グランプリボス (
サクラバクシンオー×
サンデーサイレンス)
サクラバクシンオー産駒は好走血統を2つ持っていたデンシャミチ以外は走っていません。
ただ今開催の同コースでは、この配合は走っています。
△
サンライズアバカス (
フレンチデピュティ×
Caerleon)
今開催の同コースで、
ヴァイスリージェント(VR)系はやや注意です。
◎12 シゲルジュウヤク
○4 オウケンウッド
▲8 ロビンフット
△11 14 10 5 6 9
・無印馬
3
リアルインパクト (
ディープインパクト×
Meadowlake)
過去良績がほとんどない、ミスタープロスペクター(MP)系を持たない
サンデーサイレンス(SS)系です。
兄のアイルラヴァゲイン似なら走ってもおかしくはないのですが、超スローの新馬勝ちからの人気馬は怖い面がありますね。
7
オルフェーヴル (
ステイゴールド×
メジロマックイーン)
上に同じです。
ただ当馬の場合は、近年で唯一のミスタープロスペクター(MP)系を持たない
サンデーサイレンス(SS)系の好走馬であるキングストレイルと同じ、
ノーザンテースト(NT)が入っています。
兄はこの血が強調されたタイプで、何とかなってしまうかもしれませんが。
15
ブラウンワイルド (
ワイルドラッシュ×
ヤマニンゼファー)
正直推せる要素を見つけるのが難しいです。
オーバーシードの馬場もやや疑問で、同産駒を芝の重賞で買う気にはやはりなれません。
結果的に人気馬3頭が無印という、斬新な予想になりました。
この3頭は明確な消し要素もないですが、期待値も低いと見ます。
ただ本命・対抗は大穴ですし、3番手以降も適性的にやや弱いので、やられてしまう可能性も少なくないです。
印を打った馬が、無印の人気馬からいくつ当選座席を奪えるかですね。