安田記念との違いは
サンデーサイレンス(SS)系が走りやすい点にあります。
昨年はスローペースの影響もあり連勝が止まりましたが、前年までは6連覇していました。
今年は前半1000m通過が58秒前後なら例年通りの傾向で攻めたいです。
ただ
母父サンデーサイレンスは3着が一度あるだけで、そこまで瞬発力に寄っているわけではありません。
特に好走馬が多いのが、
サンデーサイレンス(SS)系×
ノーザンダンサー(ND)系の配合です。
スタミナ・持続力の
ノーザンダンサー(ND)系母系を持つ、
父サンデーサイレンス(SS)系が狙いになります。
また土曜の同コースでは、
サンデーサイレンス(SS)系×
ノーザンダンサー(ND)系が2レースで6頭馬券圏内に入り、残りの1頭も
父サンデーサイレンス(SS)系で母母父が
ノーザンダンサー(ND)系でした。
特に欧州型の
ノーザンダンサー(ND)系が鍵になっています。
◎
ガルボ (
マンハッタンカフェ×
ジェネラス)
サンデーサイレンス(SS)系×
ニジンスキー(NJ)系は、ダンスインザムードの2着が2回あります。
セントサイモン(ST)系もまずまずポイントで、
マンハッタンカフェもプラス要素です。
京都芝1600mで好成績の種牡馬でもあります。
NHKマイルCはコケましたが、シンザン記念・富士Sと
サンデーサイレンス(SS)系が強いレースで走っています。
例年ならこの実績では厳しい面はありますが、今年はメンバーレベルが落ちますし、この開催傾向なら一発狙って面白いです。
○
ジョーカプチーノ (
マンハッタンカフェ×
フサイチコンコルド)
本命馬と同じ狙いで、どちらを上に取るかは迷いました。
安田記念を除いた春の東京芝マイルG1(NHKマイルC・Vマイル)で走る
サンデーサイレンス(SS)系はこのレースでも有力になるので、NHKマイルCを勝っている実績は大きいです。
ただ前走は展開・適性に恵まれた面もあり、長期休養明けの2戦目でまだ完調まではどうかという危惧もあります。
人気面も考慮してこの並びとしました。
▲
ゴールスキー (
ネオユニヴァース×
Nureyev)
サンデーサイレンス(SS)系×
ヌレイエフ(NV)系は出走が少なく好走例こそないものの、過去の好走配合と似た適性を持っており、可能性を感じます。
また土曜日にこの配合が5人気で勝利していました。
△
ファイングレイン (
フジキセキ×
Polish Precedent)
一昨年の3着でこのレースへの適性は証明済みです。
また土曜の傾向で、母父が
ダンチヒ(DZ)系、母母父が
ネヴァーベンド(NB)系というのが、それぞれポイントになっており、開催傾向的にも上位です。
今年のメンバーなら再び激走のチャンスはありそうです。
◎14 ガルボ
○6 ジョーカプチーノ
▲15 ゴールスキー
△1 17 16 5 9
<無印馬>
8
ダノンヨーヨー (
ダンスインザダーク×
フォーティナイナー)
サンデーサイレンス(SS)系×
ミスタープロスペクター(MP)系は過去に好走がありません。
当馬は母系が米国系でマツリダゴッホの近親にあたるのですが、父の
ダンスインザダークも考えると、持続力に寄り過ぎかと思います。
この配合だと前走の府中のようなコースだと長くいい脚を使うことで瞬発力勝負にも対応しますが、今回は外回りと言えど一定の瞬発力が必要なレースなのでその点の不安はあります。
どちらかといえば安田記念のほうが走りそうな配合です。
今年ならではの一番人気でしょうし、人気面からも無印にして勝負します。