【ジャパンC】・【京阪杯】
の回顧です。 ![]() 【ジャパンC】 予想はこちらでした。 ◎ジャガーメイルは7人気で4着でした。 レースPCIが58.4のスローペースで、大きな区分での流れの判断は想定内でした。 あと一歩でしたが走りとしてはまずまずだっと思います。 ただ11秒台のラップになったのがラストの3ハロン間で、それがもう1ハロンでも増えてもっと持続力も問われていれば、馬券圏内に入れたかのではないかとみます。 想定したよりは持続力が問われなかったため、当馬より前で競馬したさらに瞬発力に優れた馬を捉えきれませんでした。 まあそこまで望まなくてはいけないほど条件が付帯する狙いだったので、ある程度は仕方ありませんね。 前で競馬ができればある程度解決できる問題ではありますが、これが出来ないのがこの馬の弱点ですしね。 土曜だけでなく日曜も各距離でグレイソヴリン(GS)系の活躍が目立っていただけに、紙一重の非常に惜しい結果だったと思います。 無印指定のローズキングダムが繰り上がりで1着でした。 この馬に関してはやや強引なペース論で敢えて外しており、想定したほど持続力が問われなかった分やられてしまいました。 今回も母父サンデーサイレンスが生きる流れでしたね。 また開催傾向の欧州型のナスルーラ(NL)系を取るなら、当馬の母母父のネヴァーベンド(NB)系も取らないといけませんね。 今回は軸馬が圏外だったのであれですが、相手抜けだったら大きな痛手になっていました。 ○ブエナビスタが1着入線の2着降着でした。 2着馬の不利が無くてもおそらく先着していたと思います。 瞬発力優位の流れになったことで、少し懸念した持続力の不安も出ませんでした。 まあこの秋2戦は穴党にはキツイ存在でしたね。 ただ自走の有馬についてはメンバー次第ですが、実際に先着できる馬がいる可能性がだいぶ高くなるとみます。 △筆頭のヴィクトワールピサが3着でした。 今週の欧州的な馬場と、適度な瞬発力が要求されたのが好走の理由ですね。 前で競馬が出来たのも大きいです。 期待通りの走りでもう1段階高い評価が出来ればよかったのですが、今回のペース想定の分やや評価を抑えてしまいました。 今回はこの馬を高評価できた方が、個人的には最も価値が高い気がします。 ▲ペルーサは5着でした。 出遅れて流れも向きませんでした。 ゲート内で待たされるなど不運な面はありますが、まだそうした不確定要素に左右される欠点があるということですね。 △エイシンフラッシュは8着でした。 平均的に流れたときにキレ負けする可能性というのを想定していたにも関わらず、印を回してしまったのは失敗でした。 今回のペースによるところも大きいですが、正着は少なくともローズと逆の印だったかと思います。 今回の一番のミスはここですね。 でも当馬の特徴は今回でかなりつかめたように思います。 無印指定ナカヤマフェスタは2人気で12着でした。 凱旋門賞帰りというのもあるのかもしれませんが、やはり適性がなかったのだと思います。 ディープインパクトとの違いは、凱旋門を適性加味で好走したという点にありそうです。 レース選択のミスで、有馬記念を狙うべきだったと思います。 無印指定オウケンブルースリは6人気で7着でした。 昨年のような流れでないとやはり厳しいですね。 近年の日本ではあまり向いたレースがないので、海外で一度でも走らせて見たいのですが。 こうした海外では未開拓の血統をどんどん試していって欲しいものです。 【京阪杯】 予想はこちらでした。 ◎ストリートスタイルは12人気で8着でした。 想定とは裏腹に先行する競馬でした。 今年は時計の出やすい馬場を考えればペースが落ち着いたので、これしかなかったのかもしれませんが、速いペースを後ろからというのが理想だったので残念な展開でした。 直前の同コースのレースでサンデーサイレンス(SS)系×グレイソヴリン(GS)系が勝って馬場も向いてきて、実際穴をあけた2着馬もこの2つの血を持っていただけに当馬も激走のチャンスだったのですが。 今年は昨年のようにNorthern Dancerの4×4のクロスが炸裂とはいきませんでした。 例年と異なる馬場状態が原因なのか、ちょっと判断に迷うところです。 ジャパンCは印5・6番手の2頭とは一段階差を付けた印1~4番手馬が、2~5着とそれほど外してはいないのですが、残念な結果でした。 1着馬も繰り上がりで、強引な無印でしたしね。 個々の馬の特徴はほぼつかめていたと思いますし、それほど悲観はしていません。 持続力が問われたほうが本来のJCの傾向が出るだけに、ブエナビスタと同じ土俵で、尚且つ非常に限られた狭いポイントを狙わざるを得なかったのが厳しかったです。 予想を外すのは自分の責任ですが、個人的には昨年のようなレースをもっと見たいですね。 スローで直線インに殺到しごちゃつくレースが増えている気がします。 本来そういうポジションの取り合いはコーナーが鍵になると思うのですがね。 ただ有馬はそういったレースにはなりづらいですし、瞬発力血統が鍵になった今回の結果は内容的につながりません。 そういう意味ではリベンジの機会はまだ残されていそうですね。 最後に、それにしても今年の外国馬の質は低かったですね。 瞬発力勝負になったこともありますが、流れても多分無理だったでしょう。 馬場自体も欧州要素が強かっただけに。 これらで出走枠を8も使ってしまうのは何とも残念で、トーセンジョーダンやネヴァプションのほうが見たかった方も多いのではないでしょうか。 出走馬・招待馬の選定は見直さないといけないですね。 ただ賞金を上げればいいというものでもないでしょう。 レーティングはそれほど信頼性がないとは思いますが、少なくともレーティングで上回る日本馬が出れるようになるといいですね。 来週は一転して日本馬のみのJCダートに、長距離適性の見極めが肝要のステイヤーズS、やはりペースが鍵の鳴尾記念と目白押しですね。 場も変わりますし、心機一転で臨みたいと思います。 |
||
![]() |
||
201011282040 |
|
||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
![]() |
![]() |
|||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
COMMENT |
管理者だけに閲覧 | ||
![]()
|
||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
![]() |
![]() |
|||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
TRACKBACK |
| 血統適性blog |
|
copyright © 2006 血統適性blog all rights reserved. template by [ALT -DESIGN@clip].