◎
ゲシュタルト (
マンハッタンカフェ×
エンドスウィープ)
サンデーサイレンス(SS)系×
ミスタープロスペクター(MP)系の配合で、母母父が
Sadler's Wellsです。
展望でふれた3大好走血統のうち2つを持つことになります。
当馬は
Sadler's Wellsの特徴がよく出た馬で、それはスプリングSの好走やセントライト記念の凡走などによく表れています。
母父の
エンドスウィープは母方の影響を引き出しやすい種牡馬です。
当馬は京都新聞杯勝ちからも、京都外回りの長距離戦を得意とした祖母のフサイチカツラ(
父Sadler's Wells)の血をしっかり引き継いでいるようです。
人気のローズキングダムとの比較ですが、スプリングSで先着したように、
サドラーズウェルズ(SW)系の適性があれば逆転可能とみます。
逃げ馬がいないことで極端なスローの瞬発力勝負になる不安はありますが、ここまで条件が揃っていれば狙わない手はありません。
○
ローズキングダム (
キングカメハメハ×
サンデーサイレンス)
ミスタープロスペクター(MP)系×
サンデーサイレンス(SS)系で、母母父が
ネヴァーベンド(NB)系です。
母父が
サンデーサイレンスの分、瞬発力が問われる要素が強くなればこちらが有利と言えます。
▲
コスモヘレノス (
グラスワンダー×
エリシオ)
母父の
フェアリーキング(FK)系は
サドラーズウェルズ(SW)系と全兄弟の系統です。
アルゼンチン共和国杯にステイヤーズSと、2戦続けてこの傾向を生かして激走しています。
◎9 ゲシュタルト
○5 ローズキングダム
▲12 コスモヘレノス
△10 11
<無印馬>
8
ルーラーシップ (
キングカメハメハ×
トニービン)
特別なマイナス要素はありませんが、同じ父の5との比較で推せる点が見つけられず、無印としました。