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【アメリカJCC】の血統データから血統傾向を見ていきます。
『持続力タイプのサンデーサイレンス(SS)系』 『トーセンジョーダンとコスモファントムの不安要素』 アメリカJCCの血統データ(8年分) ![]() 展望その1はこちら 『一気に欧州化した馬場~魅力の穴馬と危険な人気馬』 ![]() 『持続力タイプのサンデーサイレンス(SS)系』 改修後を中心にこのレースで強いのは、サンデーサイレンス(SS)系の中では持続力で勝負するタイプです。 ・05年 2着 エアシェイディ 3人気 父サンデーサイレンス 母父ノーザンテースト 母母父ボールドルーラー(BR)系 ・05年 3着 ユキノサンロイヤル 5人気 父サンデーサイレンス 母母父ボールドルーラー(BR)系 ・06年 1着 シルクフェイマス 5人気 父マーベラスサンデー 母母父ロベルト(RO)系 ・07年 1着 マツリダゴッホ 2人気 父サンデーサイレンス 母父ボールドルーラー(BR)系 ・07年 2着 インテレット 5人気 父アドマイヤベガ 母父ロベルト(RO)系 母母父ノーザンテースト ・08年 1着 エアシェイディ 2人気 父サンデーサイレンス 母父ノーザンテースト 母母父ボールドルーラー(BR)系 ・08年 3着 ブラックアルタイル 9人気 父アドマイヤベガ 母父ボールドルーラー(BR)系 母母父ボールドルーラー(BR)系 ・09年 1着 ネヴァブション 4人気 父マーベラスサンデー 母父ネヴァーベンド(NB)系 ・09年 2着 エアシェイディ 2人気 父サンデーサイレンス 母父ノーザンテースト 母母父ボールドルーラー(BR)系 ・09年 3着 トウショウシロッコ 7人気 父アドマイヤベガ 母父リファール(LP)系 母母父ネヴァーベンド(NB)系 ・10年 1着 ネヴァブション 5人気 父マーベラスサンデー 母父ネヴァーベンド(NB)系 ・10年 2着 シャドウゲイト 9人気 父リファール(LP)系 母父サンデーサイレンス 母母父プリンスリーギフト(PG)系 ・10年 3着 トウショウシロッコ 3人気 父アドマイヤベガ 母父リファール(LP)系 母母父ネヴァーベンド(NB)系 これらについては、『芝重賞の6大系統分析』のGroup Dの記述を見ていただけるとわかりやすいかと思います。 周知の通りリピーターが強いレースです。 このレースが行なわれる中山芝2200mはかなり専門色の強いコースで、ペースも毎年安定していると言っていいと思います。 基本的に12秒台前半のラップずっと続いて持続力が問われます。 例外年はいくつかありますが、それについては後述します。 ・サンライズベガ (アドマイヤベガ×Theatrical) アドマイヤベガ産駒は過去に複数の激走馬を出しています。 サンデーサイレンス(SS)系×ヌレイエフ(NV)系も持続力配合です。 加えて母母父と母母母父がボールドルーラー(BR)系という、サンデーサイレンス(SS)系の中では相当にキレる脚がないタイプです。 前走のアイルランドトロフィーはスローの瞬発力勝負で、この馬にとってはノーチャンスなので度外視できます。 昨秋のオールカマーで本命にし僅差の惜しい4着でしたが、1~3着の実績上位馬にも適性があったので仕方ありません。 今回は人気もしくは実力上位馬にそれほど適性がある馬がいないと見ているので、ペースがしっかり流れれば面白い狙いになるはずです。 ・ネヴァブション (マーベラスサンデー×Mill Reef) 父のマーベラスサンデー、母父のネヴァーベンド(NB)系が、このレースによく調和しているのでしょう。 体調が問題なければ、3連覇の可能性もあるでしょうし、重視しないといけません。 この馬を見るといつも思うのですが、スマートギアをこのレースで走らせて見たくなります。 ・マルカボルト (ネオユニヴァース×ノーザンテースト) サンデーサイレンス(SS)系×ノーザンテーストで持続力型です。 ただこの配合は阪神の芝2000m重賞や宝塚記念のほうがより良く、中山ではボールドルーラー(BR)系との組み合わせのほうが好成績です。 過去には人気敗退馬も出ている配合なので、そこまで重視しなくてもいいかと見ています。 『トーセンジョーダンとコスモファントムの不安要素』 1人気、2人気が予想される2頭の血統を検証していきます。 ・トーセンジョーダン (ジャングルポケット×ノーザンテースト) 当馬は非サンデーサイレンス(SS)系です。 持続力が求められるとはいえ、サンデーサイレンス(SS)系は持っていたほうが安心で、中山の芝重賞は改修後に特にこの傾向が強まりました。 次に父グレイソヴリン(GS)系の過去成績です。 95年にサクラチトセオーが勝利し、01年にロードプラチナムが2着、04年にウインジェネラーレが2着しています。 95年と01年はサンデーサイレンス(SS)系の出走馬がいませんでした。 04年はスローペースで上がり3ハロンが11秒台と、例外にあたる流れでした。 近年は出走馬がいないのが微妙ですが、現時点では危険な人気馬と考えています。 ・コスモファントム (Stephen Got Even×Paris House) 展望その1で、今の馬場傾向からの不安要素をあげました。 今回は重賞傾向から分析します。 上でも述べたように、このレースは基本的に12秒台前半のラップずっと続く流れになることが多いです。 ところがこの馬が走った過去の重賞は、この流れとは正反対と言ってもいいレースばかりです。 ラジオNIKKEI杯2歳S、京都新聞杯、中日新聞杯、中山金杯と、スローもしくは中盤が大きく緩み、上がり3ハロンないし4ハロンに11秒台が続くというラップです。 小倉で行われた中日新聞杯や中山金杯のように、通常こういったラップにはならないコースでも、そういった流れになってしまうというのが厄介で、この馬の取捨ではよくご迷惑をおかけしてしまっています。 このレースのデータでは、00年の覇者マチカネキンノホシが父ボールドルーラー(BR)系、母母父にナスルーラ(NL)系を持つということで近い血統です。 ただこの年がまさに、スローで中盤が大きく緩み、上がり4ハロン11秒台が続くという例外のラップでした。 この馬が自分向きの流れを作る能力があるのか、もしくはただツキがあるのかは分かりません。 ただペースがしっかり流れれば、不安があるということは確かです。 ペースがしっかり流れてくれるかが、最大の焦点ですね。 少頭数で若干不安ですが。 最後になりますが、展望その1でふれたサドラーズウェルズ(SW)系のこのレースでの適性についてです。 結論から言って、このレースでは好走例がほとんどなく、過去の傾向からは狙えません。 ミヤビランベリ・アサティスボーイについては、土曜の馬場傾向次第となります。 |
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201101181800 |
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