【シルクロードS】の血統データから血統傾向を見ていきます。
『
サンデーサイレンス(SS)系×
ノーザンダンサー(ND)系の差し馬』
『米国型血統を持つ先行馬』
シルクロードSの血統データ(9年分)

『
サンデーサイレンス(SS)系×
ノーザンダンサー(ND)系の差し馬』
・02年 2着(2人気) 前走上がり3位
サイキョウサンデー (
サンデーサイレンス×
ノーザンテースト)
・03年 1着(6人気) 前走上がり1位
テイエムサンデー (
サンデーサイレンス×
ノーアテンシヨン)
・05年 1着(1人気) 前走上がり1位
プレシャスカフェ (
ハートレイク×
サンデーサイレンス)
・06年 1着(4人気) 前々走上がり1位
タマモホットプレイ (
フジキセキ×
ノーザンテースト)
・07年 2着(3人気) 前走上がり2位
タマモホットプレイ (
フジキセキ×
ノーザンテースト)
・08年 1着(3人気) 前走上がり1位
ファイングレイン (
フジキセキ×
Polish Precedent)
・09年 2着(6人気) 前々走上がり2位
ソルジャーズソング (
サンデーサイレンス×
Caerleon)
シルクロードSは芝スプリント重賞の中では
サンデーサイレンス(SS)系が強いレースです。
その中でも特に
サンデーサイレンス(SS)系×
ノーザンダンサー(ND)系が好成績で、近走で上位の上がりを駆使していた差し馬が届く傾向にあります。
・
ケイアイアストン (
フジキセキ×
Wolfhound)
フジキセキ産駒はタマモホットプレイ、ビーナスライン、ファイングレイン、アルティマトゥーレが好走しています。
サンデーサイレンス(SS)系×
ヌレイエフ(NV)系は、逆配合ですがプレシャスカフェが勝利しています。
前々走で上がり2位をマークしており、差しへの脚質転換も板に付いてきたようです。
登録の段階で補欠の2番手で、出走が適えば楽しみです。
『米国型血統を持つ先行馬』
・02年 1着(14人気) ダート1勝
ゲイリーフラッシュ (
Danehill×
General Assembly)
・02年 3着(10人気) ダート2勝(地方)
アイティースワロー (
マークオブディスティンクション×
スイフトスワロー)
・03年 2着(2人気) 前々走3番手
カフェボストニアン (
Boston Harbor×
Sutter's Prospect)
・04年 2着(9人気) ダート1勝 前走ダート
サーガノヴェル (
Boundary×
Alydar)
・04年 3着(6人気) 後にダートG1で3着 前走ダート
サニングデール (
ウォーニング×
Darshaan)
・05年 2着(6人気) ダート1勝 前走1番手
ギャラントアロー (
リンドシェーバー×
ロングリート)
・06年 2着(7人気) 前走5番手
マイネルアルビオン (
マイネルラヴ×
ダンサーズイメージ)
・08年 2着(11人気) ダート2勝 前走ダート2番手
コパノフウジン (
ヘネシー×
スキャン)
・08年 3着(5人気) 前走3番手
ステキシンスケクン (
Danzig×
Mr. Prospector)
・09年 3着(4人気) 前走3番手
モルトグランデ (
War Chant×
Capote)
ダンチヒ(DZ)系、
マッチェム(MC)系、
ボールドルーラー(BR)系、
ネイティヴダンサー(NA)系などが特に注意です。
こちらで欲しいのはダート的な先行力で、ダート実績があるかまたは前走で先行している馬がよいです。
・
スカイノダン (
サクラバクシンオー×
Wild Again)
ダート戦は未経験ですが、祖母は米国オークスを制覇しているダート血脈です。
前走の待機策で味をしめた感があるのはちょっと嫌ですが、本来行かせたほうがいい血統です。
昨年2着のショウナンカザンも同系でこのタイプです。
今開催の同コースでもこれまでに、
サクラバクシンオー系の人気薄が2勝しています。
米国型でガリガリ行く先行馬と、
サンデーサイレンス(SS)系のキレを生かす差し馬が交錯する面白いレースです。
一昨年は◎モルトグランデ(3着)と○ソルジャーズソング(2着)がそれぞれその役割を担ってくれたので(前者は先行しませんでしたが)、今年もこの組み合わせに該当する馬を狙いたいです。