【京都牝馬S】の血統データから血統傾向を見ていきます。
『
ノーザンテースト(NT)系のスタミナ牝系』
京都牝馬Sの血統データ(10年分)

『
ノーザンテースト(NT)系のスタミナ牝系』
・04年 1着(8人気) 全兄チアズブライトリー
チアズメッセージ (
サンデーサイレンス×
アンバーシャダイ)
・06年 2着(9人気) 母がメイショウジェニエの全姉
メイショウオスカル (
フジキセキ×
アンバーシャダイ)
・08年 3着(6人気)
キストゥヘヴン (
アドマイヤベガ×
ノーザンテースト)
・09年 1着(6人気) 近親ゴールデンアワー
チェレブリタ (
ブラックホーク×
アンバーシャダイ)
・09年 4着(14人気) 近親ボールドエンペラー
テンイムホウ (
ラムタラ×
ジャッジアンジェルーチ) 母母父
ノーザンテースト・10年 2着(7人気) 半兄ステージチャンプ 近親スクリーンヒーロー
ベストロケーション (
クロフネ×
ノーザンテースト)
ノーザンテースト~
アンバーシャダイのラインがよく穴をあけています。
また兄妹や近親にこの系統を持つ活躍馬がいるタイプが走りやすく、特に芝の中長距離戦、ローカル重賞の実績がポイントです。
この系統を持つ馬の中でも、そういったスタミナ型の牝系を狙いたいですね。
今回の登録馬の中でこの系統を牝系に持つのは、
アグネスミヌエット・アグネスワルツ・グランプリエンゼル・プリンセスメモリー・ベストロケーション・リビアーモです。
・
アグネスワルツ (
ゼンノロブロイ×
ヘクタープロテクター)
母母父に
ノーザンテーストを持ち、この系統の影響が強い馬です。
近親にはシャドウゲイトやクラフトワークなどのスタミナ型がいます。
2着したフローラSもスタミナ色の強い系統が走りやすいレースです。
このレースでは上記のメイショウオスカルが勝っており、母父が
アンバーシャダイのヤマトマリオンも大穴をあけています。
・
リビアーモ (
アドマイヤベガ×
サクラユタカオー)
母母父に
ノーザンテーストを持ちます。
ただ母がサクラバクシンオーの全妹で、当馬はその影響か軽めのレースでの好走が目立ちます。
当然祖母は
アンバーシャダイの全妹となり、近親にもスタミナ型の活躍馬がいるものの、ちょっと気になる要素です。