【フラワーC】
◎
マヒナ (
キングカメハメハ×
More Than Ready)
通常なら本命にはしづらい非サンデーサイレンス(SS)系です。
ただ今回のメンバーに、展望でポイントにあげた瞬発力に特化したサンデーサイレンス(SS)系が、あまり見当たらないのも事実です。
先週のファルコンS・フィリーズRは短距離重賞ですが、今年は例年よりダート要素の強い決着でした。
阪神芝1800mでも、サンデーサイレンス(SS)系が優勢ではあるものの、母系に米国型の血を持つ馬のほうが上位に来ています。
ということで、今年は瞬発力を重視しつつも、米国的なダート要素も考慮します。
キングカメハメハ産駒は、ここ2年の毎日杯で人気薄が続けて2着しています。
母は
ヘイロー(HL)系×
Broad Brushで、フィリーズRを勝ったフレンチカクタスと同じ米国色の強い配合です。
この血統に加えて今の馬場なら、パワーによって速い上がりを出せるとみます。
先週までの馬場傾向が継続していることが条件になります。
○
アフロディーテ (
アグネスタキオン×
Seeking the Gold)
近親のリルダヴァルやダノンパッションのように、Wind In Her Hairに米国系の軽い
ミスタープロスペクター(MP)系が配合された繁殖牝馬に、
サンデーサイレンス(SS)系種牡馬を付けると瞬発力に特化したタイプが出ます。
新馬戦は超スローの正味ラスト3ハロンだけの競馬ですが、持ち前の瞬発力を発揮しました。
例年通りの狙いなら本命にしていますが、今年の馬場だと逆にキレすぎる恐れもないとは言えず、こうした臨戦過程の馬は期待値が低いこともあります。
よって実際に瞬発力を見せている当馬より、血統的に今回速い脚を使えるポテンシャルがある本命馬を上にとりました。
◎3 マヒナ
○1 アフロディーテ
△17 8 11 18
【スプリングS】
◎
ベルシャザール (
キングカメハメハ×
サンデーサイレンス)
基本的にフラワーCと同じ狙いです。
ここ2年の毎日杯2着馬と同じ配合です。
瞬発力があまりないと言う声もあるようですが、過去の2頭もこのレース以前はそこまで瞬発力を見せていませんでしたし、このコースで瞬発力を発揮できる血統的なポテンシャルはあるとみます。
前走の共同通信杯でも本命にしましたが、出遅れて外々を回り脚を溜められず、内を突いた馬に先着を許したもので、持ち味を出せませんでした。
今回はこの枠で、スタートを決めてすんなり先行できればですね。
○
スーサングレート (
キングカメハメハ×
サンデーサイレンス)
本命馬と同じ配合です。
未勝利を勝ったばかりで戦績的には見劣りますが、血統的には要注意です。
いつも通り、対抗は本命と同系から取ります。
◎7 ベルシャザール
○12 スーサングレート
△15 17 5 14 1 18 6