『3大好走血統』
2・3歳牝馬限定の阪神芝マイル重賞では、09年の阪神ジュベナイルF、10年のチューリップ賞、10年の桜花賞、10年の阪神ジュベナイルF、11年のチューリップ賞と5レース連続で、ある3系統の中から複数の圏内馬が出ており、3着以内15頭中12頭を占めます。
ちなみにこの3系統以外の圏内馬は、ブエナビスタの桜花賞、レーヴディソールの阪神ジュベナイルF・チューリップ賞だけです。
では、その3系統をご紹介します。
以下は上記5レースでの、圏内馬を列挙したものです。
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母父サンデーサイレンスベストクルーズ/ホエールキャプチャ/ライステラス(父母父)
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キングマンボ(KG)系アパパネ/ショウリュウムーン/エーシンリターンズ/ライステラス
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ヴァイスリージェント(VR)系アニメイトバイオ(母父)/ベストクルーズ/ホエールキャプチャ/メデタシ(母父)
改修後のこのコースの重賞は遅い流れになることが多く、2・3歳牝馬のレースは特にその傾向が強いようです。
画一的なレース展開から、同じ馬が繰り返し走りやすいと言えます。
今年の桜花賞もメンバー的にスロー想定で臨むことになりそうです。
今年の登録馬で、上の3大血統を持つ該当馬をあげておきます。
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母父サンデーサイレンススピードリッパー/ダンスファンタジア/ホエールキャプチャ/マルモセーラ(母母父)/ライステラス(父母父)
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キングマンボ(KG)系シナル/ツルマルワンピース/ライステラス
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ヴァイスリージェント(VR)系ウッドシップ/ホエールキャプチャ/マルモセーラ/メデタシ(母父)