昨年のようなスローからの瞬発力勝負になれば、その手のレースに滅法強いトゥザグローリー・ローズキングダムに他馬が抵抗するのは難しいと思われます。
はっきりした逃げ馬がいない今年も遅くなる危険性は多いにありますが、こちらに張っても妙味が薄く血統の良さが活かしづらいです。
予測ではなく期待になってしまいますが、スタミナが問われる展開になった時にしっかり仕留められるように、空振りを覚悟で網を張り続けたいと思います。
スタミナが要求されれば、その要素が薄いトゥザグローリーの危険度は高いとみますし、ローズキングダムも元来ステイヤータイプの母系ではなく信頼は置きづらいです。
近年一定以上のスタミナが要求された際に重要になっているのが、母父馬の長距離適性です。
ステイヤー種牡馬が淘汰されている昨今、真のステイヤーといえる種牡馬はいません。
よって父では差が付きづらく、母父を中心とした母系が鍵になっていると思われます。
◎
ナムラクレセント (
ヤマニンセラフィム×
サクラショウリ)
母父の
サクラショウリがこのレースの2着馬で、産駒のサクラスターオーも菊花賞を制しています。
パーソロン(PS)系自体としても、このカテゴリーで過去に繁栄した血統です。
昨年よりスタミナが問われる流れになれば、馬券圏内突入が期待できます。
和田騎手というのも、そうしたレースを作ってくれる可能性が他の騎手より高いかと思います。
◎3 ナムラクレセント
○8 マイネルキッツ
▲1 ビートブラック
△13 10 15 6
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