過去5年は、昨年を除いてスローで流れています。
今年は明確な逃げ馬がおらず、2強体勢ということを考えても、遅いペースと見てよさそうです。
大きなポイントになりそうなのが、今年大挙出走にも関わらず、過去に出走が一度もない
キングマンボ(KG)系の適性です。
このレースでは、
フジキセキ産駒が人気薄で2勝、
フレンチデピュティ~
クロフネの
父ヴァイスリージェント(VR)系も2頭が激走しています。
この2つの血に該当するのが、中央の芝・ダートG1を制していることで、
キングマンボ(KG)系もこの条件を満たします。
もともと
サンデーサイレンス(SS)系が強いレースですが、スローからの高速上がり勝負となれば、
キングマンボ(KG)系も強いと判断します。
◎
カウアイレーン (
キングカメハメハ×
Silver Hawk)
父キングマンボ(KG)系の中では、兄と姉が東京芝マイルG1を制している当馬を取ります。
ペースが速くなって底力が問われると難しいですが、スローで前付けができれば、高速上がりが繰り出せるとみます。
ここ3年ほど同年の京王杯SCとの血統的関連が見られ、今年は勝ち馬が当馬と逆配合となる
ロベルト(RO)系×
ミスタープロスペクター(MP)系で、今の馬場にも合っているはずです。
○
アパパネ (
キングカメハメハ×
Salt Lake)
キングマンボ(KG)系×
ヴァイスリージェント(VR)系です。
母系の底力は不足していますが、ペースが遅くなれば問題ないとみます。
遅いペースで崩れたことはほとんどありません。
▲
ブエナビスタ (
スペシャルウィーク×
Caerleon)
瞬発力に優れる
サンデーサイレンス(SS)系×
Caerleon配合で、当馬向きのレースです。
ただ今開催の東京芝重賞は、瞬発力タイプの
サンデーサイレンス(SS)系が勝ちきれていないため、アタマなしとして馬券を絞ります。
△
スプリングサンダー (
クロフネ×
Kingmambo)
ヴァイスリージェント(VR)系×
キングマンボ(KG)系です。
逆配合のアパパネより上には取れませんが、穴で期待します。
距離は遅い流れになれば持つとみます。
◎8 カウアイレーン
○16 アパパネ
▲13 ブエナビスタ
△12 2 15 5
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