阪神の内回りというコース設定から、芝G1の中では瞬発力より持続力が、日本的な軽さより欧州的な重さが、ポイントとなるレースです。
血統的には持続力型の
サンデーサイレンス(SS)系、スタミナ型の欧州血統馬が、過去の2大勢力といえます。
◎
ナムラクレセント (
ヤマニンセラフィム×
サクラショウリ)
父の
ヤマニンセラフィムはクラシック競走では瞬発力負けしやすい、持続力型の
サンデーサイレンス(SS)系です。
母父の
ヘロド(HR)系も
サンデーサイレンス(SS)系との配合で持続力を増強します。
先週のマーメイドSで本命にし、激走したアースシンボルも父にこの血を持っていました。
前走の天皇賞春でも本命にしましたが、今度はスタートを成功し、再度持続力・スタミナが要求されるレースになれば、前走以上の結果が見えてきます。
○
エイシンフラッシュ (
King's Best×
Platini)
母系がドイツ血統で、欧州色の強い馬です。
父の
キングマンボ(KG)系特有のオールマイティな能力から、ダービーのような極端な瞬発力勝負にも対応しますが、本質的には前走のような持久力が要求されるレースのほうがいいはずです。
◎1 ナムラクレセント
○4 エイシンフラッシュ
▲10 ドリームジャーニー
△8 2 14 3
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