【クイーンS】
◎
コスモネモシン (
ゼンノロブロイ×
Singspiel)
全体の出走数は少ないものの、このレースで好走が目立つ
サドラーズウェルズ(SW)系を重視します。
連覇したオースミハルカ(
フサイチコンコルド産駒)は父の母父がこの系統で、当馬と同じ
サンデーサイレンス(SS)系×
サドラーズウェルズ(SW)系の配合ではエルノヴァ・ヘヴンリーロマンスが人気薄で2着しています。
また近年は
ボールドルーラー(BR)系を持つ馬の好走も多く、母母父にこの系統を持つのもプラスです。
以上より血統的な欧州要素を軸とした洋芝適性に、持続力が問われる展開が絡めば、激走が期待できるとみます。
主な不安点はスローペース、内枠の好走が目立つレースで引いてしまった大外枠の2つです。
○
アースシンボル (
トウカイテイオー×
リアルシャダイ)
このレースでの
父パーソロン(PS)系は、ヤマニンメルベイユ・ヤマニンシュクル・エイダイクインなどが好走しています。
また当馬が母母父に持つ
ニジンスキー(NJ)系も、このレースの好走血統です。
一昨年穴をあけたピエナビーナスも、この
ヘロド(HR)系と
ニジンスキー(NJ)系を併せ持つ馬でした。
マーメイドSでも本命にし、激走してくれましたが、再び人気薄のようで続けて注視します。
◎14 コスモネモシン
○8 アースシンボル
▲9 アヴェンチュラ
△5 6 10 1
次12 13 4
【北九州記念】
◎
トウカイミステリー (
キングカメハメハ×
Green Forest)
芝G1勝ちの産駒を出している
ミスタープロスペクター(MP)系の種牡馬を、父か母父に持つ馬が激走しているレースです。
キングマンボ(KG)系は出走数が少なく、一昨年2着のレディルージュ(
母父Kingmambo)だけですが、当馬の父
キングカメハメハなら問題ないでしょう。
この系統が強いことからも、ダート要素を含む芝適性(スピード能力)が問われると言えそうです。
また、これを後押しするのが当馬の米国色の強い母系です。
兄弟のタイキメビウス・ナムラビッグタイム、近親のアーバンストリート・ドラゴンファング、といった面々がダート要素の強い芝短距離重賞で好走しています。
さらに今週の同コースでは、
父キングマンボ(KG)系が1着2回・2着1回・3着1回と走っており、今の馬場も向きます。
◎15 トウカイミステリー
○6 エーシンヴァーゴウ
▲5 スカイノダン
△8 9 13 3
次14 10 1