【新潟2歳S】
◎
アドマイヤリリーフ (
フジキセキ×
Danehill)
このレースで3勝をあげるなど、圧倒的な成績を残している
フジキセキ産駒です。
ほとんどすべての出走馬が好走しており、配合的な共通点も特にないことから、種牡馬単体の適性と考えられます。
そもそも左回り芝マイル重賞(新潟・東京)における単勝回収率が343%もあり、素直にここからでいいでしょう。
その他の血統ポイントですが、ペースは上がらずに瞬発力が要求されるレースではあるものの、この時期の2歳馬にとっては楽ではないので、ダート要素は薄くスタミナ要素のある血を持ちたいです。
当馬は母系がこのレースで好相性の、
ダンチヒ(DZ)系~
ニジンスキー(NJ)系という2つの血を持っており、この点でもいいです。
02年の勝ち馬ワナの近親であるのも当然後押しとなります。
◎6 アドマイヤリリーフ
○4 ダンスインザマミー
▲17 クリッピングエリア
△5 10 1 11
【小倉2歳S】
◎
シゲルスダチ (
クロフネ×
ブライアンズタイム)
先日予想が上手くいった北九州記念と同様に、芝G1勝ちの産駒を出している
ミスタープロスペクター(MP)系の種牡馬を、父か母父に持つ馬が激走しているレースです。
ただ今年は母父が
トワイニングのアイラブリリの1頭だけで、芝重賞勝ちのある種牡馬ではあるのですが、打力的に心許ないと判断します。
ただこの考えを発展させると、この系全体の特性から、ダート要素を含む芝適性(スピード能力)が問われると言えます。
過去でもマルブツイースターの母父の
ウォーニング、ニシノマオの母父の
ニホンピロウィナーなどが適性的に近いものを持っており、芝G1勝ちの産駒を出している種牡馬です。
当馬の父である
クロフネはしっかり条件を満たしますし、母父の
ブライアンズタイムも近年はダートに寄ってきている種牡馬です。
なお母父の
ブライアンズタイムは、昨年スギノエンデバー本命で適性は確認済みです。
全体的な観点でも、タレンティドガールの牝系で、芝とダート要素が上手く絡みあったこのレース向けの配合と見ます。
◎2 シゲルスダチ
○5 ゴーイングパワー
▲12 ヴェアデイロス
△7 11 4 10