【東京スポーツ杯2歳S】
基本的に
サンデーサイレンス(SS)系が中心で、その取捨が鍵になるレースですが、今年は現在降り続いている雨が少なからず影響しそうです。
土曜の第5レースまでの芝で馬券対象になった馬の父もしくは母父を拾っていくと、
アサクサデンエン・
チーフベアハート・
Sadler's Wells・
ラスカルスズカ・
キングヘイロー・
ピルサドスキー・
ファルブラヴ・
ロドリゴデトリアーノ・
キングヘイロー・
King of Kingsと、欧州型の
ノーザンダンサー(ND)系が人気薄を含めて軒並み走っています。
逆に人気敗退馬には、米国型の
ノーザンダンサー(ND)系である
ヴァイスリージェント(VR)系、
ミスタープロスペクター(MP)系が複数おり、対極をなしています。
◎
アドマイヤリリーフ (
フジキセキ×
Danehill)
母系の
Danehill~
Caerleonが欧州型の
ノーザンダンサー(ND)系です。
一方このレース自体の傾向という点でも、
サンデーサイレンス(SS)系~
ダンチヒ(DZ)系~
ニジンスキー(NJ)系という配合からこなせる血統です。
レースぶりから、以前考えていたより思いのほか欧州要素が強く出ているようで、今回はその点で適性アップに期待します。
○
クラレントは母父が
ダンシングブレーヴで欧州色が強く、▲
マイネルロブストは父の
ゼンノエルシドが欧州型であることに加え、母父が道悪得意の
メジロライアンです。
このあたりは通常年の予想なら、あまり重い印は打てないところです。
◎11 アドマイヤリリーフ
○1 クラレント
▲12 マイネルロブスト
△13 10 15 8
次6 9
エネアド・
マデイラは
サンデーサイレンス(SS)系と
ヴァイスリージェント(VR)系の配合で、特に前者はブレイクランアウトの弟でもあり、例年ならむしろ積極的に買わなくてはいけない血統ですが、今年は上記の理由で二兎は追わずでいきます。
ジャスタウェイも母父が
Wild Againで母系の米国色が強く、
サンデーサイレンス(SS)系×
ヴァイスリージェント(VR)系が勝った前走のようなレースのほうが向いているとみます。
これらの無印は決め打ちなので一種の賭けですね。