![]() 『パワーと持続力を併せ持つサンデーサイレンス(SS)系』 同じ世代限定戦で同コースの東京スポーツ杯と併せて考えていきます。 東京芝1800mはペースによって求められる適性が変わりやすいコースですが、この2レースに限ればペースで迷う必要はほとんどありません。 特に馬場改修後の03年以降は傾向に変化が見られ、ペースも毎年ほぼ安定しています。 両レースとも前半1000mは60秒~61秒台とスローで流れ、最後の直線でラップが急に速くなり瞬発力が求められる勝負処が存在します。 ・母父サンデーサイレンス 瞬発力血統の代表といえば、やはりサンデーサイレンス(SS)系です。 その中でも瞬発力を極めて増強するのが、母父サンデーサイレンスです。 特に今回のようなはっきりとしたチェンジオブペースが発生するレースに滅法強く、それを証明するように両レース通算の成績は6-4-2-9と圧倒的です。 よって以前は同様な考えで瞬発力タイプを狙い、それで事足りていたのですが、最近は狙いのポイントがずれることが増えてきました。 ・11年 東京スポーツ杯 2着 フジマサエンペラー (シンボリクリスエス×サンデーサイレンス) 3着 マイネルディーン (ダンスインザダーク×トニービン) ・11年 共同通信杯 1着 ナカヤマナイト (ステイゴールド×カコイーシーズ) 2着 ユニバーサルバンク (ネオユニヴァース×ドクターデヴィアス) ・10年 共同通信杯 3着 フェイトフルウォー (ステイゴールド×メジロマックイーン) サンデーサイレンス(SS)系の種牡馬を見ると、瞬発力要素よりもダート的なパワー要素が強いネオユニヴァースや、持続力を持つステイゴールドやダンスインザダークの人気薄が好走しています。 傾向変化の原因ですが、近年はサンデーサイレンス(SS)系の出走馬がメンバーの大半を占めるようになり、瞬発力要素の差異がつけづらくなったことが考えられます。 単純な瞬発力要素だけでは乗り切れず、持続力やスタミナも求められるようになっている印象です。 よってサンデーサイレンス(SS)系の中から、勝負どころでパワー要素を使って加速し、スタミナ・持続力で長くいい脚を使える馬を狙いたいですね。 ---------------------------------------------------------- ・エネアド (ディープインパクト×French Deputy) 母父がダート的なパワー要素のあるヴァイスリージェント(VR)系です。 母母父が両レースで好走血統のニジンスキー(NJ)系です。 というより両レースで1勝2着1回のブレイクランアウトの弟といったほうが早いかもしれません。 ・ゴールドシップ (ステイゴールド×メジロマックイーン) 過去好走が出ている配合で、人気が予想されますが適性面は問題なさそうです。 ・タガノグーフォ (ネオユニヴァース×ダンシングブレーヴ) ネオユニヴァース産駒で、母母父がニジンスキー(NJ)系です。 ただ母父のダンシングブレーヴがちょっと重いかもしれません。 ぜひ応援クリックをお願いいたします! ![]() 競馬 ブログランキングへ ![]() にほんブログ村 |
||
![]() |
||
201202081800 |
![]() |
![]() |
|
COMMENT |
管理者だけに閲覧 | ||
![]()
|
||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
![]() |
![]() |
|||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
TRACKBACK |
| 血統適性blog |
|
copyright © 2006 血統適性blog all rights reserved. template by [ALT -DESIGN@clip].