【中山記念】展望
過去の中山記念の血統データから、好走血統を見ていきます。

開幕週に行われるようになった過去9年で、
サンデー(SS)系は1勝、2着3回しかしていません。1月開催の古馬重賞AJCCでは、SS系が4年連続勝利しており、趣きを異にします。馬券になるSS系は、エアシェイディ、ダイワメジャー、エアメイサイアと、
スピードの持続力で勝負するタイプのSS系であることは冬開催の中山重賞として共通する点ですが、それでも勝ちきっていないあたりに中山記念の特徴があります。
持続タイプのSS系を抑えて勝ちきるのは、
サドラーズウェルズ(SW)系か、
セントサイモン(ST)系の血を主要4系に持つ先行脚質の馬です。この重賞に抜群の適性を見せたバランスオブゲームとローエングリンは、
SWと
STを両方持っています。カンパニーは06年は敗退しましたが、2連対するあたりは、
父母父SWが効いていると思われます。
今年の登録馬では、カンパニーのほかは、ドリーミーオペラのみです。当馬は
SW×
ネヴァーベンド(NB)系配合で、ローエングリンと同じ配合なので注目していますが、追い込み脚質なのが難点です。当馬の4走前の卯月Sでは11人気で激勝しましたが、このときは
母父NBの瞬間傾向が出ていました(08年3回中山のAコース最終週である1/2日と、Bコース最終週である7/8日のT1600mの成績をお調べになれる方はご覧ください。
母父NBが5頭出走して4勝(7人気、5人気、11人気含む)しています)。中山T1800は
母父NBの傾向が出やすいコースなので、やや期待しています。
カンパニーは、横山典騎手が先手を奪えば、今年も有力でしょう。
スピードの持続力で勝負するタイプのSS系の上位人気は堅実に馬券になっており、エアシェイディ、アドマイヤフジ、トウショウシロッコのうち2頭は馬券になると思います。これらの馬を2,3着に固定して、少点数の3連単で狙いたい重賞です。
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