◎
アドマイヤバラード (
ハーツクライ×
ヘクタープロテクター)
菊花賞・天皇賞春で自身や産駒に好走がある種牡馬を持つ馬が走りやすいレースです。
父の
ハーツクライは現役時代にこの2レースで好走がないですが、産駒は先週の天皇賞春で3着しており、自身がこのレースの勝ち馬でもあります。
半兄のアドマイヤメインが菊花賞3着、近親のアドマイヤジュピタが天皇賞春を制しており、この母系も含めて条件を満たしています。
母のプロモーション、兄のアドマイヤメイン、姉のトップセラーから本番よりも前哨戦でいいパフォーマンスを発揮していて、このあたりは
ヘクタープロテクターの特徴が出ていると感じます。
また先週の天皇賞春では掲示板の5頭すべてを
トニービンを持つ馬が占めており、自身の母父にこの血を持ち、3・5着馬を出した
ハーツクライ産駒というのも強調材料です。
○
サイレントサタデー (
シンボリクリスエス×
サンデーサイレンス)
父ロベルト(RO)系の人気薄が複数好走しています。
シンボリクリスエス産駒で
ヘイロー(HL)系と
ミスタープロスペクター(MP)系を持つ点で、08年2着のロードアリエスと類似します。
母系にスピードがあって今の高速馬場向きですが、反面スタミナ面の不安があります。
あまり速いペースにならずにすんなり先行できればという条件付きで穴候補にあげます。
▲
プロフェッサー (
リンカーン×
エルコンドルパサー)
父の
リンカーンが
トニービンを持ち、菊花賞・天皇賞春で2着しています。
母父の
エルコンドルパサーは産駒が菊花賞を制しており、このレースでも2着馬を出しています。
母母父の
レッドゴッド(RG)系もこのレースの好走血統です。
△
トーセンホマレボシ (
ディープインパクト×
ノーザンテースト)
父の
ディープインパクトが菊花賞・天皇賞春を制しています。
牝系からも京都芝に好相性で、半兄のトーセンジョーダンが先週の天皇賞春で2着しています。
サンデーサイレンス(SS)系×
ノーザンテーストという配合から持続力が問われるこの条件向きで、事実この配合馬がこのレースで好走しています。
ただトニービンを持たない点でやや割引きます。
△
ショウナンカンムリ (
ダイワメジャー×
トニービン)
母父の
トニービンを評価しますが、父が
ダイワメジャーの分、菊花賞・天皇賞春の血統条件をクリアできるが疑問です。
△
オビーディエント (
シンボリクリスエス×
サンデーサイレンス)
シンボリクリスエス産駒で、母はこのレースで複数好走の
サンデーサイレンス(SS)系×
ヌレイエフ(NV)系の配合です。
血統だけならノーチャンスではないでしょう。
消
メイショウカドマツ (
ダイワメジャー×
Kris S.)
父の
ダイワメジャーの不安点は上で述べた通りで、母系からも強調材料が見つかりません。
今の馬場で先行して恵まれる可能性はありますが、この人気に値する適性は持っていないとみます。
消
ベールドインパクト (
ディープインパクト×
ドクターデヴィアス)
父の
ディープインパクトはいいのですが、母系がスピードタイプで今回のポイントから外れます。
案外マイル前後の距離が合うのではと思っています。
消
ヴァンセンヌ (
ディープインパクト×
ニホンピロウイナー)
同じく父の
ディープインパクトはいいのですが、母が
ニホンピロウイナー産駒のフラワーパークでは手が出せません。
無
エキストラエンド (
ディープインパクト×
Garde Royale)
父の
ディープインパクトは良く、
サンデーサイレンス(SS)系×
ネヴァーベンド(NB)系で
リファール(LP)系持ちの07年2着ローズプレステージとの共通点もあります。
ただ兄弟の芝の勝ち鞍の大半が中山・阪神(旧)・ローカルの小回りコースに集中しており、京都外回りは案外向かない可能性もかなりあります。
それでも2・3着は充分あると思いますし、この馬に関しては印を打つか迷いました。
ただ1番人気に見合う期待値はないとみて、無印評価としました。
◎ 5 アドマイヤバラード
○ 3 サイレントサタデー
▲ 12 プロフェッサー
△ 2 トーセンホマレボシ
△ 1 ショウナンカンムリ
△ 7 オビーディエント
消 9 メイショウカドマツ
消 10 ベールドインパクト
消 13 ヴァンセンヌ
無 6 エキストラエンド
<買い目>
単勝 ◎
複勝 ▲
馬連 ◎-○▲
馬単 ◎→△
ワイド ◎○▲(ボックス)
3連複 ◎○-▲△/◎▲-△
3連単 ◎→○▲△→○▲△