【弥生賞】展望
過去の弥生賞の血統データから、好走血統を見ていきます。

1,2番人気が安定して走るレースで、血統的な適性を把握するのが難しい重賞です。
戦績的には、ラジオNIKKEI賞(旧ラジオたんぱ杯)、京成杯、共同通信杯組は馬券圏内に入っていないと厳しく、格の高いGⅢきさらぎ賞なら圏外に敗れている馬でもOKという感じです。朝日杯組は1,2着馬も敗れた馬も馬券にはなっていますが、朝日杯の考察で述べたように、朝日杯で連対した馬はその後の適性距離は1400m前後が中心になりますので、1,2着馬をあえて重視する必要はありません(セイウンワンダー、フィフスペトル)。
適性の低い血統として挙げられるのは、
サンデー(SS)系×
ネイティヴダンサー(NA)系の配合で、過去、人気が3頭敗退しています。アントニオバローズはこの配合の適性のよさからシンザン記念で◎としたのですが、今回は軽視します。
米国血統のNA系との配合に適性がない一方で、
父SS系の馬には母系は欧州血統がいいようです。母父だけでなく、母母父まで欧州血統の馬が好走しています。
ちなみに欧州血統ではないですが、米国の芝血統である
ハビタット(HT)系が母母父にある
父SS系の馬の成績は、1着1回、2着3回(4人2着97年、3人2着05年、6人2着06年、1人1着07年)と完璧な成績です。このように特定の母母父まで傾向に出ていることから、弥生賞において母系は母母父まで影響力を持っていると推測します。そうなると、ロジユニヴァースの
母母父ミスプロ(MP)系は若干割引となります。
アーリーロブストは母系全体が米国血統で割引、セイウンワンダーの配合は06年にサクラメガワンダーが2人気4着と敗退しているので割引です。
というわけで、割引のない有力馬はナカヤマフェスタだけとなりました。
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