【チューリップ賞】回顧
予想はこちらでした。 ◎ブエナビスタは勝利しましたが、2・3着馬が買えませんでした。2・3着馬の激走の理由と、ブロードストリート・ジェルミナルの敗因を分析し、本番桜花賞の対策を講じます。 ![]() 2着サクラミモザ・3着ルージュバンブーはともに母父サンデーサイレンスでした。昨年のワンツーに続く好走で、これで4頭全て走ったことになります。昨年は父ウォーエンブレム・ジャングルポケットだったので、今年の2頭の父ティンバーカントリー・マリエンバードまではさすがに救えないだろうという判断だったのですが、母父SSの無法ぶりを再認識させられました。来年以降当然注目で、とくに複数激走している父ミスタープロスペクター(MP)系との配合には注意です。 また、ブロードストリート・ジェルミナルの敗因ですが、今週の阪神芝は2頭の父であるアグネスタキオン産駒が枕を並べて討ち死にしていました。11頭出走して全て馬券圏外、3人気以内も5頭おりボロボロでした。レース前に察することが出来ず、今週の馬場を見誤ったと反省しています。 代わりにダンスインザダークが3勝、マンハッタンカフェが2勝、スペシャルウィーク・ステイゴールドがそれぞれ1勝していました。これらの種牡馬は、自身の現役時代か産駒に菊花賞・天皇賞春で好走があるスタミナ型サンデーサイレンス(SS)系です。 これに対してアグネスタキオンはSS系の中で最もスピード・キレに秀でた種牡馬です。同じSS系でも反対のベクトルを持つといえます。今年の京都開催の1-2週芝でも同様の傾向がありましたが、今回の方が色濃く出ています。それ以外にも、今年の冬開催の芝は他場でも、例年と比べてパワー・スタミナ寄りになることが多いように思えます。アグネスタキオンは今週全場合わせても未勝利、リーディングも4位と苦しんでいますが、このあたりに原因があるのかもしれません。 2・3着馬の激走は、この人気馬2頭のマイナス要素にも助けられた面はあると思います。今回に関しては、ブエナビスタに適性があり、ブロードストリート・ジェルミナルにはっきりとした敗因があったといえます。本番までに馬場傾向が変わってくるようなら、ブロードストリート・ジェルミナルの今回のレースは度外視でき、巻き返しの可能性もあります。ブエナビスタ一色ムードですが、血統傾向・馬場状態如何では、自分は付け入る隙はあると思っています。他のトライアルレースもしっかり見極めたいですね。 |
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