【中京記念】展望その2
展望その1では過去の血統データから好走血統を分析しました。
今回はローテションと血統を絡めて分析します。
最も出走数の多い、前走小倉大賞典組の成績が特徴的です。
中京記念は、ローカル・芝・中距離・ハンデ重賞ということで、前走小倉大賞典からの参戦馬が多いです。
小倉大賞典1-3着の馬の中京記念での成績 0-0-1-7
小倉大賞典4着以下の馬の中京記念での成績 2-3-3-28
小倉大賞典1-3着はパフォーマンスを下げています。もちろんハンデ重賞なので、小倉大賞典で好走すれば中京記念でのハンデが重くなることが多いので、当然といえば当然ですが実際成績が悪いのですから、考慮には入れるべきです。
今年の登録馬では、ヤマニンキングリーがこの点で割引になります。斤量据え置きですが、上記データには据え置きの馬も含まれています。
逆に4着以下からの巻き返しが多く、小倉大賞典と中京記念は異なる適性が要求されているといえます。
特にこのデータをよく反映しているのが
父ノーザンダンサー(ND)系の馬たちです。
小倉大賞典→中京記念
7人3着→4人10着
7人2着→1人3着
13人1着→4人12着
11人1着→7人13着
4人2着→1人6着
1人12着→7人3着
5人13着→12人2着
10人7着→11人3着
4人4着→2人2着
15人8着→16人1着
6人14着→10人4着
15人12着→14人4着
以上からポイントは、小倉大賞典で4着以下に負けていて、特に
父ノーザンダンサー(ND)系となります。
今年の登録馬で該当するのは、ホッコーソレソレー・レッツゴーキリシマ、
父ND系以外ではバトルバニヤン・ノットアローンとなります。
また他のステップでは、前走京都記念組の成績が良いです。