【マーチS】展望
過去のマーチSの血統データから、好走血統を見ていきます。

近5年では、
父ブライアンズタイム(BT)系が8頭出走し4頭が連対、4人1着・8人2着・6人2着と激走度も高く優秀です。
また、
BTの根幹系である
ロベルト(RO)系が母父で2頭出走し2頭とも連対、こちらも10人2着・7人1着と非常に優秀です。特に、
ネイティヴダンサー(NA)系との組み合わせは、4頭出走し3頭が連対、ここ3年連続して人気薄が2着しています。
新興勢力がいれば面白いのですが、ここ2年の連対馬であるトーセンブライトとマコトスパルビエロは
BT×
NA系配合で、やはり注目でしょう。
母父BTのエスポワールシチーはフェブラリーSのパフォーマンスを非常に評価しましたが、適性から初重賞獲りのチャンスだと思われます。
近5年では、父か母父に
RO系か
ミスプロ(MP)系の血を持っている馬が1~3着のすべてを占めており、この2つの血を持っていない馬は割引です。
ノーザンダンサー(ND)系で有力視されるサトノコクオーはどうでしょうか。過去9年まで遡っても、
父ノーザンダンサー(ND)系で馬券になった3頭は、いずれも父母父に
セントサイモン(ST)系を持つ血統で、これに当てはまらないサトノコクオーはやはり割引です。