【桜花賞】展望
過去の桜花賞・今開催の阪神芝の血統データから、好走血統を見ていきます。


新コースになってから歴史が浅く、全体的な血統傾向をつかむにはサンプルが少ないので、トライアルごとに全馬見ていきます。

クラシックG1は特にステップレースをしっかり見直すことが大事なので、回顧と併せて適性の上積みがあるかないか見ていきます。★は注目馬

今開催の血統分析はこちら

・チューリップ賞組(回顧はこちら)
ブエナビスタ★
サンデーサイレンス(SS)系×ニジンスキー(NJ)系配合はダンスインザムードが勝利、カタマチボタンが7人3着。今の阪神の馬場も合う。

サクラミモザ・ルージュバンブー
チューリップ賞で4人気以下で馬券圏内に入った馬は、桜花賞で馬券圏内なし。同コースで行われるレースだが、適性は異なり厳しい。特にサクラミモザはミスタープロスペクター(MP)系×SSがチューリップ賞で良く、トライアルタイプ。

ジェルミナル
チューリップ賞ではアグネスタキオン産駒が2頭人気敗退で適性が無く巻き返しも考えられるが、ここまでの阪神芝1600mで同産駒の馬券圏内はゼロ。

イナズマアマリリス
リファール(LP)系で旧桜花賞なら穴を開けそうな血統ではあるが、先週のような上がりの速い競馬になると苦しい。


・フィリーズレビュー組(回顧はこちら)
ワンカラット・レディルージュ
ワンカラットはファルヴラヴ産駒、レディルージュはブライアンズタイム産駒でトライアルのフィリーズR好走血統。本番で結果が出ている血統ではない。

アイアムカミノマゴ★
桜花賞で10人気3着したデアリングハートとは、フィリーズR2着・SS系×ダンチヒ(DZ)系が共通点。前走はアグネスタキオン産駒が今開催不振の中での好走と見ることも出来る。

ショウナンカッサイ
本番よりフィリーズRで走りそうな血統だけに前走の結果では。

コウエイハート
クラシックG1でバブルガムフェロー産駒は買えない。


・アネモネS組
ツーデイズノーチス・アンプレショニスト
クラシックG1でヘクタープロテクター・エアジハード産駒は買えない。


・フラワーカップ組(回顧はこちら)
ヴィーヴァヴォドカ★
SS系×ヘロド(HR)系は過去2頭馬券圏内。同じ母父パーソロン(PS)系のアズマサンダースは7人2着。前走で同傾向を活かしており、今回も適性を反映できる可能性が高い。ダンスインザダーク産駒も過去・今開催とも良い。

・ファルコンS組(回顧はこちら)
カツヨトワイニング
MP系×SS系で本番よりもトライアル向きの血統。(ラインクラフトは父エンドスウィープなので別格)

ルシュクル
ファルコンSでバクシンオーの適性の恩恵。本番では。

デグラーティア★
フジキセキ産駒は桜花賞の穴血統。昨年もエフティマイアが15人2着。近走不振の戦績的にも似た香りがする。


・別路線組
ダノンベルベール
アグネスタキオン産駒。過去SS系はネイティヴダンサー(NA)系よりノーザンダンサー(ND)系との配合の方が圏内多く、前述の同産駒2頭よりは見劣る。

レッドディザイア
ブエナビスタと似た配合で適性的に大差はなく、力勝負では敵わない。マンハッタンカフェ産駒のG1での実績の無さも気がかり。

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