【09年2・3回中山血統データ】
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こちら(無料です)詳細まで掲載しており、今何が来ているのか一目瞭然です。
では馬券の鍵となるポイント解説をしていきます。
<芝>
先週は開催7週目、それまで3~4週スパンで傾向が安定していた馬場が、一気に変化してきました。いつも不思議に思うのですが、最終週に向けて最終週用の馬場に造園課が仕上げてきているようにも思えます。馬場の磨耗等以上に、傾向変化のサイクルが激しくなるのがラスト1-2週です。
T1600mでは、それまで3週にわたり穴馬券を演出してきた
グレイソヴリン(GS)系の傾向が終息しました。ニュージーランドTでは◎にしたオメガユリシスが逃げるという想定外の走りをされてしまいましたが、日曜10Rのコアレスコジーンの敗退を見ても、どうやら
GS系の傾向は終わったと考えられます。
サンデー(SS)系×
GS系、
タニノギムレット(
父母父GS系)産駒は連対しましたが、今週はさらに適性が低くなると思います。
代わって元気なのが
ロベルト(RO)系×
ノーザンダンサー(ND)系の配合。ダービー卿でも人気薄の2,3着を出しましたが、先週も2頭中1頭が12人4着と圏内まであと一歩でした。
T2000mでも同様に、それまで2週にわたり穴馬券を演出してきた
GS系の傾向が終息しました。今週の皐月賞では、3年連続、
母父トニービン(GS系)が人気薄で連対していますが、どのように影響するでしょうか。
T1800m・T2200mにて、根幹距離(1600・2000)に代わって
GS系が連対しました。東京では他距離の傾向がシフトすることがよくあるのですが、今週、1800・2200mで
GS系に注目してみたいと思います。
<ダート>
D1200mでは、父か母父が
フォーティナイナー(FN)系の馬が4勝しました。人気薄の4,5着も3頭を記録し、7/11頭が好走するというとてもいい傾向でした。先週までずっと推奨してきた
ノーザンテースト(NT)の血ですが、土曜1Rに8人3着を出したのみで、今週はもう期待しない方がいいでしょう。
D1800mでは、父か母父が
アフリート(AF)の馬が4頭出走し4頭とも馬券になりました。7人1着、8人2着、7人3着ですから、買えば当たる非常に強い傾向でした。
アフリートは父母で傾向が出るので、母父で人気薄が走ったら父でも狙ってみる姿勢が重要です。