【福島牝馬S】展望
過去の福島牝馬Sの血統データから好走血統を見ていきます。

血統的に最も注目なのは過去5年で2勝をあげ2・3着も一度ずつある
サンデーサイレンス(SS)系×
ハンプトン(HP)系です。今年は昨年の勝ち馬であるマイネカンナに登録があり、もちろん注目ですが、過去の好走馬でも2年続けての好走は見られないので本命まではどうでしょうか。
そこで母系まで範囲を広げると、アスクデピュティが浮上します。当馬の母は上記の配合で、叔母にあたるフラッグシップはこのレースで2着しています。
フレンチデピュティ×
SSは5人2着したライラプスと同配合でもあり、血統面では当馬が最有力です。
次に、当レースと適性的に関連深い重賞実績から考えていきます。
1.中山牝馬S
オースミコスモ・メイショウオスカル・ヤマニンメルベイユ・マイネカンナなど好走実績がありました。今年はピンクカメオが最もあてはまります。
2.クイーンC
ライラプス・ハロースピードなど好走実績がありました。
3.フラワーC
マイネヌーヴェル・メイショウオスカルなど好走実績がありました。今年はレッドアゲートが最もあてはまります。ちなみに当馬は
SS系で母母父が
ハンプトン(HP)系です。
4.上がり馬・条件馬
ロフティーエイム・スプリングドリュー・フラッグシップなど好走馬がいます。条件戦突破に時間がかかっているタイプが、適性的に特殊な当レースでいきなり通用するケースがあります。
実績馬は上記3重賞に実績がある馬から、条件馬にも注意ですね。
以上の3重賞で共通するのはマイナー血統の
ヘロド(HR)系が強いことで、これは血統的に特殊な適性が要求される重賞と言えるでしょう。
SS系でもキレすぎるタイプより、地味なタイプを選ぶといいと思います。