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朝日杯フューチュリティステークス(08年)展望その1
【朝日杯フューチュリティステークス展望その1】

<馬券になる馬の格(スケール)>

朝日杯の歴史は古いです。15年以上前までは、クラシックディスタンスで主役をはれるようなスターホースが2歳時から始動し、このレースから世代の頂点に君臨しました。当方のデータベースで遡れるのは1986年までですが、86年から93年の8年間で、朝日杯馬から5頭のダービー馬が出ています。しかし、その後は97年のグラスワンダーを最後に、古馬のG1の王道で主役になれるような勝ち馬はでていません。

特に、直近の5年(03-07年)に限定すれば、連対馬がその後ベストパフォーマンスを見せられる距離は、1200-1600mの範囲に限られます。

03年1着コスモサンビームがその後久々の勝利の美酒に酔えたのは京都T1400のスワンS(11人気1着)。03年2着メイショウボーラーは、一時ダート戦線で花開きますが、芝に戻し激走したのは中山T1200のスプリンターズS(10人気2着)。04年3着馬ペールギュントも中京T1200の高松宮記念(13人気2着)でした。05年1着フサイチリシャールは皐月賞以降馬券に絡まなくなりましたが、激走したのは阪神T1400の阪神カップ(8人気1着)と京都T1400スワンS(10人気2着)。05年2着のスーパーホーネットが重賞で2勝しているのはT1400です(スワンSと京王杯SC)。06年1着のドリームジャーニーはさておき、2着のローレルゲレイロは東京T1600のNHKマイルCで2着、阪神T1400阪神カップで1着しています。08年の1,2着馬ゴスホークケンとレッツゴーキリシマはその後苦しんでいますが、1400mを使えば素質が開花するかもしれませんね(キリシマは京成杯AHで10人気2着がありますが)。

クラシックで主役をはれるような馬は、近年阪神T2000のラジオNIKKEI2歳S(旧たんぱ杯)を使うことを考慮しても、朝日杯で馬券になる馬に、超一流のスケールは必要ない、というのが最初の考察です。

明日は、朝日杯に至るステップについて考察します。

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