【新潟大賞典】展望
過去の新潟大賞典の血統データから好走血統を見ていきます。

主要4系(父・母父・父母父・母母父)を見ると3つの好走血統があることがわかります。上記血統データを参照してください。
1.
セントサイモン系(紫色)
昨年の1-3着や一昨年の1-2着など近年活躍が目立ち、それ以前にも好走しています。昨年2着のマンハッタンスカイはこの血が2本入っていました。最も重視したい血です。
2.
ハンプトン系(紺色)
好走例は少ないですが、11人2着のカナハラドラゴン・15人3着のエルカミーノなど人気薄の激走があり、穴で注意したい血です。
3.
ボールドルーラー(BR)系15人3着のエルカミーノ・11人3着のヴィータローザなど人気薄が複勝圏内に近い走りをしています。ただこの血単体というより、1か2の血と併せ持つタイプが良いです。
もちろんこの3つの血を主要4系に持つ馬は多く、敗退馬にもこの条件を満たす馬はいます。ただこれらの血を2つ以上(2本以上)持つ馬は安定して好走しています。
エルカミーノ(2・3の2本) 12人4着→15人3着
スーパージーン(2・3の2本) 5人3着
プライマリーケア(1・1・2の3本) 14人3着
エリモマキシム(1・3の2本) 9人4着
シェイクマイハート(2・3の2本) 14人4着
マンハッタンスカイ(1・1の2本) 6人2着
上がりが速くなることが多いレースですが、速い脚を持続する潜在的なスタミナも必要ということで1・2の血が重要になるのでしょう。
今年の登録馬で出走が想定される馬の中から、この血統条件を満たす馬をあげていきます。
オースミグラスワン(1の1本)
サクラオリオン(3の1本)
タガノヴァレオ(3の2本)
ダイシングロウ(2の1本)
ダイバーシティ(3の1本)
トウショウウェイヴ(2の1本)
ハイアーゲーム(1・2の2本)
マンハッタンスカイ(1・1の2本)
2つ以上(2本以上)持つ馬はハイアーゲーム・昨年2着のマンハッタンスカイです。ハイアーゲームはマンハッタンスカイと同配合でもあり注目です。登録のあったセラフィックロンプは1・1・3の3本を持っていますが、残念ながらヴィクトリアMのようですね。またサクラオリオンは1本のみですが、同配合のキングフィデリアが5人1着しておりこの点はプラスです。