【京都新聞杯】展望
過去の京都新聞杯の血統データから好走血統を見ていきます。

京都新聞杯の好走血統は菊花賞・天皇賞春とリンクしています。この傾向はとくに父馬に顕著です。菊花賞・天皇賞春で自身または産駒が勝利(2着は次点)していることを条件に、過去の好走種牡馬を検証していきます。
まず最も良いのは
ダンスインザダークです。6人1着・3人1着・8人2着と優秀です。ダンスインザダーク自身が菊花賞馬で、産駒も菊花賞で2勝しています。6人1着のファストタテヤマも菊花賞で16人2着しました。
他に複数の馬券圏内を出しているのは
アドマイヤベガです。産駒が菊花賞で15人6着・6人2着、天皇賞春では先週アルナスラインが2着しました。
インティライミで勝利がある
スペシャルウィークは、スペシャルウィーク自身が天皇賞春勝ち馬で、産駒は昨年菊花賞でフローテーションが15人2着しました。
昨年メイショウクオリアで勝利した
マンハッタンカフェは、マンハッタンカフェ自身が菊花賞・天皇賞春勝ち馬です。
チャクラで8人2着がある
マヤノトップガンは、マヤノトップガン自身が菊花賞・天皇賞春勝ち馬です。
コメディアデラルテで5人2着がある
ホワイトマズルは、産駒が菊花賞・天皇賞春で勝利しています。
マイネルアンブルで8人3着がある
アンバーシャダイは、産駒から菊花賞2着馬が出ています。
ちなみに先週の天皇賞春を制したマイネルキッツの父
チーフベアハートは、当重賞でマーブルチーフで10人1着がありました。逆に京都新聞杯の好走血統を菊花賞・天皇賞春で狙うというのもいいと思います。これをわかっていながら、マイネルキッツ無印は間抜けとしかいいようがないですね。同配合ですし。
アペリティフで6人2着がある
エルコンドルパサーは、産駒が菊花賞で勝利しています。
一昨年タスカータソルテが勝利した
ジャングルポケットは、ジャングルポケット自身が天皇賞春で2着、産駒も菊花賞で勝利しました。
こう見ると馬券圏内馬のほとんどにこの条件があてはまります。ここに出てくる面子が菊花賞・天皇賞春で勝負になるかは別として、このメンバーで菊花賞・天皇賞春をやったらどれを選ぶかというコンセプトで狙っていくのがいいでしょう。
今年の出走予定馬でこの条件を満たす種牡馬をあげていきます。
特注の
ダンスインザダーク産駒、次点の
アドマイヤベガ産駒の出走がないのは非常に残念です。
その他では、
スペシャルウィーク産駒のデルフォイ・ヒカリアスティル、
マンハッタンカフェ産駒のジョウノワンダー・ベストメンバー・メイショウドンタクが注目です。
ジャングルポケット産駒のガウディも条件を満たし、タスカータソルテと同配合でもあります。
昨年ロードアリエスが9人2着した
シンボリクリスエス産駒は、今回の条件にあてはまる産駒はまだ出ていませんが、相手には入れる必要がありそうです。
ブライアンズタイム産駒は条件を満たしますが、さすがに高齢になってきているのでどうでしょうか。
ある程度人気しそうな中で減点材料があるのは、今回の条件を満たさない
ロックオブジブラルタル産駒のロードロックスター、
ワイルドラッシュ産駒のトライセンドです。