【09年2・3回東京血統データ】
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詳細まで掲載しており、今何が来ているのか一目瞭然です。
では馬券の鍵となるポイント解説をしていきます。

＜芝＞
先週は雨量が多く、特に日曜の午後の馬場が極めて特殊だったので、今週以降に傾向の連続性はないことを断った上で、日曜の午後の馬場について、馬券奮闘記とともにコメントしておきます。東京の泥んこ馬場の攻略のヒントになれば幸いです。温暖化とともに、今後もこのような馬場はコンスタントに現出することが予想されます。

T1600m（7R）では、土曜の7Rでタニノギムレット×レイズアネイティヴ（RN）系（母母父にニジンスキー（NJ）系）という配合の馬が13人気4着していました。3週前にタニノギムレット×NJ配合がやはり13人気4着（※）していたこともあり、日曜7Rでは、タニノギムレット×テディ（TD）系（母母父にニジンスキー（NJ）系）のシルクペガサスを◎、※馬も出走していたので○として臨んだところ、◎が14人気2着、○6人気4着でワイドを逃してしまいました。2480円の複勝だけ少額とりました。
タニノギムレットですから、父母父のグレイソヴリン（GS）系が東京の極悪馬場のキーワードであることは確かなのですが、それに加え、激走2頭とも母父は米国のパワー血統である点もポイントだったと思います。このポイントはダービー、目黒記念に続きます。

T1800m（9R）では、2週前から続けて好走馬を出していたリファール（LP）系×サンデー（SS）のシルポートを◎、安定して馬券になっていたシンボリクリスエス産駒のロードアリエスを○にして臨みましたが、◎が12人気2着、○が3人気3着で、今回はワイド3370円を的中させることができました。しかしなんと14人気1着馬はGS系のディストラメンテ！、GS祭りの予感はしていたのですが3連複を買わなかったのは痛恨でした。

T2400m（8,10R）では、通期でよかったSS×NJ配合が3頭敗退しました。特に8Rの5人気馬（前走は同条件で3着）の10着敗退を見て、また時計が異様にかかる馬場を見て、母母父プリンスリーギフト（PG）系の軽快なスピードを武器にする▲ジョーカプチーノの評価は下げました。仮にためて逃げられたとしても、敗退していたでしょう。これに対し、GS系のシェーンヴァルトを急遽、穴馬として馬券に入れましたが結果は14人気6着でした。
そして、快勝してくれた◎ロジユニヴァースですが、サンデー（SS）系×ダンチヒ（DZ）系のダービー注目血統以外にも、母系に流れるミスプロ（MP）系の米国パワー血統の血が効を奏したと考えています。祖母はマキャベリアン×ヌレイエフ（NV）で、これは極悪馬場の鬼グラスボンバーの配合です。また、9人気4着した○ナカヤマフェスタも、母父のリボー（RI）系の血は効いたでしょう。2着リーチザクラウン、3着アントニオバローズも母は米国血統の塊で、母系に流れる米国パワー血統は、日曜午後の馬場ではポイントでした。敗退したアンライバルドは、母父サドラー（SW）で道悪どんとこい的でしたが、母系は欧州色1色でしたので、このあたりが敗因でしょう。

T2500m（12R）　ここまでの芝のポイントをまとめると、GS系がお祭り、そして母系に米国のパワー血統という絵図が描けました。目黒記念では◎ジャガーメイルの1着を確信し、17人気ハギノジョイフルの激走期待値も一気に高まり、興奮状態に突入しました。ハギノジョイフルは先に触れたタニノギムレット産駒、そして母母父に重賞傾向として重要なプリンスリーギフト（PG）の血、さらに、母父ミスプロ（MP）系で米国血統のパワーを有していることも馬場にマッチする、これは来ないわけがないと考えたとか考えなかったとか（そこまで確信したわけではないですが的中した分の妄想が入っています）。結果は○ミヤビランベリ1着、◎2着、ハギノ3着で3連単63万円！。
GSのお祭りに浮かれすぎて、そして自分の分析に眩暈がして、○1着の3連単買い目を買っていませんでした…。
馬券を買う際は冷静でありたいものです。

＜ダート＞
特にありません。

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