![]() 展望その1でディープスカイの不安点をあげました。その際、安田記念はNHKマイルC・Vマイルとは適性的にかなり異なるレースであることもご紹介しました。今回は適性の高い注目馬を探っていきますが、過去好走している血統だけでなく、適性が反対のNHKマイルC・Vマイルでは走らないような血統を選ぶことも大切になります。 注目馬その1 ライブコンサート 過去最も好相性のノーザンダンサー(ND)系×ネイティヴダンサー(NA)系です。この逆配合もいいので、この2つの血が安田記念の最重要血統といえます。シングスピール×ミスタープロスペクター(MP)系は2年連続で激走したアサクサデンエンと同じで、血統面だけなら今回のメンバー中一番です。 問題は力的に足りるかということです。今年のマイラーズCで◎にして最下位でしたが、前半60.2秒のスローペースを後方から競馬したもので参考外でいいと思います。道中のペースが厳しくスタミナや持続力が要求される当レースでは、先の2つの血からパフォーマンスを上げられるはずです。前々走でも上がり33.6の脚は使っており、前半のペースが速くなっても上がりに使える脚はそれほど落ちないというのがこの血統の売りです。 注目馬その2 マルカフェニックス ダンスインザダーク産駒は過去にツルマルボーイ・ジョリーダンスが激走しています。SS系の中でキレ・スピードで勝負するタイプは不振ですが、同産駒のようにスタミナ・持続力で勝負するタイプは逆に狙えます。母父に好走血統のミスタープロスペクター(MP)系があるのもよく、ダンスインザダークの母父にニジンスキー(NJ)系、母母父にもノーザンダンサー(ND)系があります。ダンスインザダーク産駒はNHKマイルC・Vマイルでまだ馬券圏内馬を出していない点も、逆に強調材料です。 阪神C好走はジョリーダンスと同じで、実績的にもいいでしょう。 注目馬その3 ローレルゲレイロ SS系が苦手なレースでは、ダンシングブレーヴの血が狙い目です。この月と太陽の関係は、Vマイルでカワカミプリンセス・リトルアマポーラの人気2頭を消すことができたように、馬券に応用しやすい血統データです。当馬の父キングヘイローはダンシングブレーヴ産駒です。当馬はNHKマイルCで2着していますが、この年は3着にも最低人気のキングヘイロー産駒が来ているので、雨や馬場の影響も考慮して例外だと思います。 これはマルカフェニックスも同様ですが、この2年の人気薄の3着馬2頭ジョリーダンス・エイシンドーバーは阪神芝1400m重賞に実績があり、その点でもいいですね。 |
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