fc2ブログ
ラジオNIKKEI賞(09年)展望
【ラジオNIKKEI賞】展望
過去のラジオNIKKEI賞の血統データから好走血統を見ていきます。
ラジオNIKKEI賞

『地味系サンデーサイレンス(SS)系の出番』

遅くなりましたが展望です。

まずこのレースの特徴をつかむために、最多ステップであるエーデルワイスS組の過去の成績を見てみましょう。エーデルワイスSで馬券になった馬は0-0-0-6とすべて圏外です。逆に4着以下からはスクリーンヒーロー・レオマイスターが人気薄で馬券になっています。エーデルワイスSは東京のマイル戦で上がりの速い競馬になりやすく、ラジオNIKKEI賞は福島で上がりがかかるレースです。つまり瞬発力が必要なエーデルワイスS好走馬は危険で、逆にキレ負けしているタイプが穴をあける傾向にあります。今年は勝ち馬のストロングガルーダしか出てきませんが。
エーデルワイスS以外でも、前走速い上がりを使って勝っている馬よりは、キレ負けしているようなタイプのほうが、穴を探す視点でも面白いです。


続いて好走血統です。01年以降6人気以下で複数馬券になった系統を見ていきます。父か母父にサンデーサイレンス(SS)系の血を持つ馬が最多で5頭います。同じくノーザンダンサー(ND)系×ナスルーラ(NL)系も5頭激走しています。今回後者の登録がないので、前者について考えます。
SS系の中でも目立つのは母父ネヴァーベンド(NB)系との配合です。4頭の出走で12人5着・15人3着しており、昨年4着に負けたスマートギアも出遅れがなければ勝っていたかもしれません。ただ今年は該当馬がいません。
他では昨年ニューイングランド産駒が勝ったように、一流とは言えないSS系種牡馬が激走傾向にあります。馬券になったのはこれだけですが、タヤスツヨシ産駒が12人5着、バブルガムフェロー産駒でも11人4着、そしてサイレントハンター産駒でさえも(ごめんなさい)14人5着とあと一歩で圏内です。
SS系×NBにしてもG1で勝負になる配合ではないので、とてもG1では買えないような地味なタイプを選ぶのがいいですね。これはこのレースが一流SS系種牡馬が持つような瞬発力を必要とするレースではなく、上がりを要するレースであるが故でしょう。

さて今年のメンバーで地味系SS系といえば・・・、そうです、全会一致でマーベラスサンデー産駒ですね。2頭いますが激走が多い母父ナスルーラ(NL)系との配合のサニーサンデーのほうに魅力を感じます。中山マイルでの2連勝は高適性を活かしてのものですが、今回も人気薄ならしっかり傾向を反映できる馬として評価したいですね。

今開催の福島1800mの傾向からは母父サンデーサイレンスが好調です。今回はサトノロマネ1頭のみです。これは土曜の結果もよく見て判断したいと思います。

別窓 | 重賞展望 | コメント:0 | トラックバック:2
200907040930
<<7月5日日曜血統分類色分け・競馬新聞風出馬表 | 血統適性blog | 7月4日土曜血統分類色分け・競馬新聞風出馬表>>
この記事のコメント
COMMENT
コメントの投稿
 

管理者だけに閲覧
 

この記事のトラックバック
トラックバックURL

FC2ブログユーザー専用トラックバックURLはこちら


 
200907041259
【ラジオNIKKEI賞】の過去5年の1~3着馬の血統・レース内容から注目馬を探します。今年の登録馬の血統も掲載。色分け血統表は知識不要で超便利!! …

 
200907041401
 さてさて今週はラジオNIKKEI賞と函館SSのマイナー重賞2本立て、の予定でしたが、後者は函館競馬場改修工事の影響で今年だけ札幌開催になってしまい去年までのデータが意味ナシオちゃんなので、意外にめぼしい馬が見つかったラジオNIKKEI賞1本に絞って予想したいと思いま... …

TRACKBACK
| 血統適性blog |

ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

QRコード

QRコード

検索フォーム

copyright © 2006 血統適性blog all rights reserved. template by [ALT -DESIGN@clip].