好走血統3つのうち、
ニジンスキー(NJ)系・
父ネヴァーベンド(NB)系は欧州血統でスタミナタイプの血統です。1000mのレースですが、ペース的に落ち着くところがないため、血統面でスタミナ要素が求められるようです。展望でふれたとおり、今年はこの2つの血を持つ馬でぴったりの馬は見つかりませんでした。ただ穴を期待するなら、この2つ以外の欧州的なスタミナ血統を持つ馬から入りたいです。
◎クールシャローンは
父リファール(LP)系で欧州的なスタミナ血統です。
母父ウッドマン(WD)系は昨年の勝ち馬の母父と同じで、スピードを持続する血統も持ちあわせています。
キングヘイロー(LP)×
WD系は、雨の影響を強くうけたNHKマイルカップで、最低人気で3着に激走したムラマサノヨートーがおり、雨は歓迎でしょう。ダートで勝利している点も好材料です。
○アポロドルチェは
父マッチェム(MC)系です。リピーターが苦しい傾向にあるレースですが、カルストンライトオが唯一の例外で、同じ系統の同馬は可能性があります。タニノマティーニもそうですが、この系統は得意なレースは繰り返しものにするようです。
▲シンボリグランはリピーターですが、
ニジンスキー(NJ)系の血を持つ馬の中では血統的減点材料がない馬です。
アルティマトゥーレは一度も3着以内のない
父サンデーサイレンス(SS)系で、人気面を考えるとわざわざ好走例のないのに買うメリットは見出しづらく、無視します。
同じく一度も3着以内のない
父ミスタープロスペクター(MP)系で人気が予想されるエイシンタイガー・シャウトラインは、
ニジンスキー(NJ)系の血を持ちますが無視して様子を見たいと思います。
◎9クールシャローン
○18アポロドルチェ
▲13シンボリグラン
△16 15 17 1