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北九州記念・クイーンS(09年)回顧
【北九州記念】と【クイーンS】の回顧です。

【北九州記念】
予想はこちらでした。

印を打ったヘイローフジ、シャウトライン、ラッキーバニヤン、コスモベル、コウユーキズナ、レディルージュ、コウエイハートのうち、掲示板に載ったのは2人気のレディルージュだけと散々な結果でした。消し推奨したカノヤザクラにも3着されてしまいました。1着が同配合バクシンオー(BO)×ミスプロ(MP)系でしたので、先週の馬場傾向として若干適性があったものとあきらめています。それでも、3着にとどまったのは、アイビスSDとの関連性のなさを確かめる材料になります。今後も芝スプリント重賞の相関関係について、考察を深めていきたいと思います。

展望の中で、「字面上はダートOKの血統であるが、陣営の方針でほぼ芝でしか走らせていない、もしくは一度ダートを走らせたものの適性がなかった馬」という考察(「設計図(血統)と適性のズレ馬」)を挙げました。今回人気以上の走りをしたのはサンダルフォンとウイントリガーの2頭なのですが、前者は1000万下まではダートで勝ちあがり、1600万下でもダートで2着の経験があります。後者は地方重賞で2着の経験があり、今年に関しては、「字面上ダートOKの血統で、実際に芝ダートともにいける両刀使い」の馬が激走したことになります。「小倉馬場傾向分析」記事でも触れましたが、ローラーによる不陸整正が行われたせいか、先週はダート血統の活躍が顕著でした。2週目に大雨に祟られた今開催は、例年より馬場悪化の進行が速く、前述の「設計図(血統)と適性のズレ馬」の概念に該当する馬も、実際にダート実績のある両刀馬へと傾いた可能性があります。

また、「1000万下戦を勝って飛び級挑戦してきた4歳馬は3頭皆馬券になっている」という考察からラッキーバニヤンを推奨しましたが、もう1頭いましたね、ウイントリガーが。無印はいけませんでした。


【クイーンS】
予想はこちらでした。

◎マイネカンナは8人気で僅差の5着でした。騎手のコメントにもありましたが、紙一重の内容で残念でした。

勝ったピエナビーナスは狙いのひとつだった重めのSS系で上位評価も一時考えたのですが、SS×ニジンスキー(NJ)系が人気敗退していたこともあり結局重い印が打てませんでした。
洋芝が得意という点ではビーナスラインが思いつきますが、こちらもフジキセキ産駒で母母父がニジンスキー(NJ)系です。3着のアメジストリングも含めて、同産駒は洋芝巧者が多いように感じます。

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200908191643
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