予想の前に小倉の芝でコース替りによる傾向変化があったので、小倉芝の馬場傾向分析をしておきます。
Bコースに替わり、土曜の競馬を見る限り、先週の馬場傾向分析で述べた内容と異なる馬場となったようなので、日曜の馬券のヒントとして述べておきます。
T1200mでは、
サンデー(SS)系および
タイキシャトル(TK)産駒が優勢で、2回5日(8/1(土))の馬場傾向に近いです。コース替りがあると、それまでの馬場傾向のある時点への戻しがあることがあります。時計的にも先週よりも速い方に戻った印象です。ちなみに2回6日(8/2(日))は、上記の血統に加えて
バクシンオー(BO)産駒の活躍が顕著でした。
ノーザンダンサー(ND)系からは欧州型の系の人気サイドは走っていました。これも傾向の「戻し」でしょう。これに対して、ローラー整備が入りましたが、先週と異なりダート色の濃い血統が来るわけではなく、
ミスプロ(MP)系は3着まで、これも2回5・6日と同じ傾向です。
T1200mで明らかに傾向が先週と変わったことからも、T1800m・T2000mにおいても、
ノーザンダンサー(ND)系×
ターントゥ(TT)系配合を狙う状況ではなくなりました。小倉日経OPのテイエムアンコールを狙う理由はなくなりました。
【小倉1R】芝1200m
◎5フライトハーン
○10テーオーケンシン
▲13アイラインボタン
△8 6
次3
土曜は
SS系優勢で、キレ味鋭いアグネスタキオン産駒が1人1着・10人2着と好調でした。◎の
父アグネスフライトはアグネスタキオンの全兄弟です。
○も同じく
SS系から。
▲は11人3着を出した
グラスワンダー産駒。
△8スターリークルーズは
タニノギムレット×
スペシャルウィークの配合です。土曜に
グレイソヴリン(GS)系×
スペシャルウィーク配合が10人3着しており、
タニノギムレットの
父母父GS系の影響大と考えての推奨です。△6は押さえて損はない
バクシンオー産駒。
ミスプロ(MP)系は3着までということで、現在1人気の3は次点まで。
1Rの結果を踏まえて、以後のレースの予想を追加配信するかもしれません。
【札幌5R】芝1200m
◎4ゴールドミント
○14マラホフ
▲1カシマヴィーナス
◎ゴールドミントは
父ダンチヒ(DZ)系で、2回開催に入ってから出走した3頭が8人3着・3人1着・6人3着とすべて走っています。3人1着馬とは
母父ミスタープロスペクター(MP)系であること、8人3着馬とは
ボールドルーラー(BR)系の血を持つ点が共通しています。馬体減には気をつけたいです。
○マラホフは
サンデーサイレンス(SS)系×
ミスタープロスペクター(MP)系の配合です。この配合は函館2歳Sで1・3着し、先週も10人3着が出ました。10人3着は前走札幌ダート1000mを使われており、当馬もローテーションが同じです。穴で注意です。
▲カシマヴィーナスは激走馬が2頭出ている
ロベルト(RO)系×
SSです。
【新潟10R阿賀野川特別】芝2200m
◎4フサイチナガラガワ
今開催の新潟芝2200mでは、
サンデーサイレンス(SS)系×
ロベルト(RO)系が9人2着・14人4着・7人3着と激走が続いています。当馬は未勝利勝ちのレースで同じ傾向を活かしており、今回も傾向を反映出来るはずです。
【新潟11RレパードS】ダ1800m
New!新設重賞かつ普段重賞レースが行われないコースなので非常に難解です。レパードと言われても、レパード玉熊しか思い浮かびません^^
ということで自信はまったくありませんが、重賞なので血統的に注目したい馬だけ軽くふれておきます。
◎8モンテアルベルト
○6スタッドジェルラン
▲9グロリアスノア
今週の新潟ダート1800mは、日曜の3Rを含めて父か母父が
ロベルト(RO)系の馬が好調です。今回のメンバーで該当するのは、ドリームハッチ・モンテアルベルトです。ドリームハッチの
父グラスワンダーはダート重賞のイメージがないので評価しません。モンテアルベルトは
父ブライアンズタイム(BT)ですが、
BT系はダート1800m重賞ではほとんどのレースでいいので、希望的予測も含めて。
スタッドジェルランは
父キングマンボ(KG)系で、同じ左回りの東京ダート重賞に強い血統です。父と母父がともに
ネイティヴダンサー(NA)系という配合も、ヒシアトラス・エイシンロンバード・ユビキタス・グロリアスノアなどが東京ダート重賞で活躍しています。