『ジャングルポケット産駒の買いどころ』
『ブエナビスタが秋に出るべきレースは!?』 『ヤマニンキングリーがわからない』 『ミヤビランベリが巻き返せるレースは!?』 予想はこちらでした。 ◎トーセンキャプテンは13人気で5着でした。 ![]() 結果は残念でしたが、人気と着差を考えると健闘したといえます。 札幌2回開催に入ってから芝中長距離(1800~2600m)で好走が続出している父グレイソヴリン(GS)系であることが主な推奨理由でした。また今週はその中でも母父サンデーサイレンス(SS)系との配合しか走れていなかったので、3頭のジャングルポケット産駒から当馬を選択したのは正解でした。 この配合を考えると、来年の阪神大賞典に出てきたら迷わず本命にしたい馬です。同配合のマイソールサウンド・ヒカルカザブエが激走しています。マイソールサウンドとは阪神のマイル重賞を勝っている点も共通しています。まあ気の早い話ですが、是非陣営の方お願いします^^ ▲シェーンヴァルト・△タスカータソルテは同じジャングルポケット産駒ですが、結果を残せませんでした。昨年の札幌記念でグレイソヴリン(GS)系が好走しましたが、昨年はマツリダゴッホが作った速いペースだったので例外と見るべきでしたね(マンハッタンスカイを見てもこれはわかります)。母父がサンデーサイレンス(SS)ではないジャングルポケット産駒は、前半流れてくれないとサンデーサイレンス(SS)系には決め手で敵いません。シェーンヴァルトが好走したデイリー杯・皐月賞・ダービーを見るとわかりやすいですね。 タスカータソルテはこの配合から、最も狙えるのは京都大賞典だとずっと思っています。昨年は勝ってしまったので天皇賞に行ってしまいましたが、今年は負けて人気も落ちるでしょうし是非出てきてもらいたいものです。 ○ブエナビスタは惜しくもクビ差2着でした。内有利な今の札幌であれだけ外を回ってこのレースをするというのは、馬自身の力ももちろんですが、このレースの血統適性も確かだったのだと思います。今年は開催傾向を重視してグレイソヴリン(GS)系を本命に取りましたが、やはり札幌記念で最も狙える血統はサンデーサイレンス(SS)系×欧州型ノーザンダンサー(ND)系だとみます。来年はあまり人気がない対象馬がいることを祈ります。 凱旋門賞回避ということですが、自分は日本馬が初めて凱旋門を勝つのはサンデーサイレンス(SS)系ではないと思っているので、これに関しては特に何もないです。ただ秋華賞に出るらしいというのは悩みの種になりそうです。秋華賞は日本のG1の中では、血統的に当馬に最も向いていないレースのひとつだと思っていますが、さすがに3歳牝馬相手ではそういう適性面も凌駕されてしまうでしょう。秋華賞は好きなレースなので、馬券的には出て欲しくないです。逆に天皇賞は日本では最も適性があるG1だと思います。詳しく述べると長くなりますが、今回のレースでこの馬を評価するのに引き合いに出したヘヴンリーロマンスといえば事足りるでしょう。 ということで秋華賞は止めて、天皇賞に出るのが当馬にとっては最も良い選択だと思います(凱旋門も含めて)。牝馬三冠にこだわる必要性は感じません。天皇賞ならウオッカと戦っても勝てるとみているので、こちらのほうが見てみたいです。ただ馬券的には恐ろしくつまらなそうですが。 勝ったヤマニンキングリーは正直とても苦手な馬です。昨年末の中日新聞杯からの重賞レースで、続いて煮え湯を飲まされています。通常レースによって適性面の差で出せる実力に差が出るのが普通ですが、この馬の場合問われる血統傾向が違っても毎回同じくらい走ってしまいます。自分が血統的につかめていないだけかもしれませんが、ちょっとわかりません。現役オープン馬の中で最もわからない馬です。メジロマックイーン産駒の半姉ヤマニンメルベイユはヘロド(HR)系の血がよく出た分かりやすい馬なので、当馬の場合父アグネスデジタルがわかりにくくさせている原因の可能性があります。 ちょっと調べたところでは、アグネスデジタル産駒は母父の血を引き出す種牡馬なのではと思ったのは事実です。母父によって芝馬・ダート馬が見分けられる系統もあります。ただ母父にサンデーサイレンスとなると、そこでわからなくなります。これは故エンドスウィープ産駒でも悩み続けたことで、結局まだ解決できていない血統論です。そもそもアグネスデジタル自身が、そういった適性面においても規格外の馬だったというのもあります。 天皇賞戦線に出てくるらしいので、それまでにそのあたりを含めてもう一度考えてみないといけません。 消し推奨のミヤビランベリは大正解でした。ズルズル後退していたので何かあったかもしれませんが、適性面の低さは間違いなかったでしょう。今回は適性が全く無かったので、今後狙う場合は今回のレースは度外視できます。サドラーズウェルズ(SW)系の傾向が出ていないレースではわかりやく大負けする馬なので、人気が下がりやすく馬券的には最もおいしいタイプです。昨年の七夕賞→中山金杯→目黒記念の流れが秀逸です。秋の重賞では、アルゼンチン共和国杯がサドラーズウェルズ(SW)系に適したレースです。ハンデは重くなるかもしれませんが、狙い目だと思います。 |
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