過去の【新潟記念】の血統データから血統傾向を見ていきます。
『グレイソヴリン(GS)系の血が最大勢力』 『ディクタス(ハンプトンHP)系の血にも注意』 『エアシェイディの消し要素』 過去の新潟記念の血統データ(8年分) ![]() 現在の新潟芝の血統傾向はこちら 『父グレイソヴリン(GS)系のあの馬に注意!?』 ![]() 『グレイソヴリン(GS)系の血が最大勢力』 過去8年で、父で3-2-2-9 、母父で4-1-2-9と目立ちます。8頭の勝ち馬のうち6頭がこの血を父か母父に持ちます。 今回の登録馬では、父グレイソヴリン(GS)系がデストラメンテだけです。この父グレイソヴリン(GS)系は馬場分析記事でもふれましたが、先週の新潟芝全体で高い適性をしめしており、過去・現在どちらの面からも推奨できます。 母父グレイソヴリン(GS)系は、ウェディングフジコ・ダンスアジョイです。2頭とも父サンデーサイレンス(SS)系で、この配合は過去2勝しており良いです。 ウェディングフジコは07年の勝ち馬ユメノシルシと同じフジキセキ×トニービンで注目です。 ダンスアジョイは前走の小倉記念でグレイソヴリン(GS)系の傾向を活かして大穴をあけました。ただ今回は人気が上がってしまうことと、父ダンスインザダークが新潟記念に相性が悪い点が気になります。 父母父まで広げると、SS×トニービン配合のアドマイヤベガ産駒のサンライズベガ・トウショウシロッコ(昨年3着)がいます。ハギノジョイフルはグレイソヴリン(GS)系が強く出た、タニノギムレット産駒です。 『ディクタス(ハンプトンHP)系の血にも注意』 上でご紹介したとおり、8頭の勝ち馬のうち6頭がグレイソヴリン(GS)系を父か母父に持ちます。そこで例外の勝ち馬2頭に共通するのが、ディクタス(ハンプトンHP)系の血です。04年のスーパージーンがサッカーボーイ産駒で、昨年の勝ち馬アルコセニョーラが母父ディクタスのステイゴールド産駒です。また昨年2着マイネルキッツも母父サッカーボーイです。好走例は少ないですが、上記グレイソヴリン(GS)系と一緒に来やすい血統でもあり、強い傾向である可能性を秘めます。 今回の登録馬では、サッカーボーイ産駒がスノークラッシャーです。除外対象ですが、出てくれば面白い存在です。◎にしたダイヤモンドSでも、同傾向を活かして3着しました。 ステイゴールド産駒は、アルコセニョーラ・マイネレーツェルです。 『エアシェイディの消し要素』 エアシェイディは当重賞に相性が悪い、サンデーサイレンス(SS)系×ノーザンテースト(NT)系です。4頭出走して、1人8着・4人8着・5人10着です。 この配合は七夕賞で高い適性を示しますが、そこを勝利してきたチアズブライトリー・ダイワレイダースが揃って敗退しています。 この配合はスピードの持続力で勝負するタイプが多いのが特徴です。七夕賞はそのタイプが走りやすいレースで、新潟記念はそういったレースではないといえます。エアシェイディは上記ローテーションではないですが、有馬記念◎以降くり返し強調しているように、スピードの持続力が問われるレースでしか買ってはいけない馬です。 近3走の有馬記念・AJCC・中山記念はすべてスピードの持続力が問われるレースで、当馬に向いたレースでした。今回の新潟芝2000mでは、ラストから2F目が10秒台に入るなど瞬発力も問われるレースです。適性が下がる今回は消して妙味の馬だと思います。 |
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200908271555 |
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