◎
ウェディングフジコは新潟記念の最大勢力である
グレイソヴリン(GS)系の血を母父にもちます。当馬の配合である
サンデーサイレンス(SS)系×
トニービンは過去2勝しています。そのうちの1頭である07年の勝ち馬ユメノシルシは同じ
フジキセキ産駒で完全同配合です。この2頭は下級条件をダート戦で勝ち上がってきた後、芝路線で能力を開花させていっている点でも共通しています。
また今開催の新潟芝2000mでは2回開催になってから、
母父トニービンの活躍が目立ってきました。出走機会があった3レースすべてで勝利しており、今週土曜の8人2着馬は
サンデーサイレンス(SS)系×
トニービンでした。なお1800mでも土曜日、
サンデーサイレンス(SS)系×
グレイソヴリン(GS)系が勝利していました。
またウェディングフジコは、
サンデーサイレンス(SS)系×
グレイソヴリン(GS)系の傾向をしっかり反映できる馬です。昨年の鳥屋野特別(7人3着)、今年のアクアマリンS(7人2着)・パールS(3人1着)と、この傾向が強く出た3レースすべてで好走しています。ユメノシルシも同じく新潟記念までにこの傾向を活かした実績を持っていた馬で、今回は大穴で狙う価値があります。
○
デストラメンテは新潟記念に強い
父グレイソヴリン(GS)系です。先週は芝全体で
父グレイソヴリン(GS)系の活躍が目立ち、2000mでは出走なしでしたが他の距離で3勝をあげ18人4着・12人5着もありました。当馬と同じ
コジーン系が特によく、週半ばまでは本命を考えていました。
ただ今週土曜日は
父グレイソヴリン(GS)系は結果が出ませんでした。まあ脚元に不安がある馬と長期休み明けの馬だったので、特に気にする必要はないかもしれません。しかし七夕記念で本命にしたように、前走は適性が高かったので適性の大幅アップは難しいことと◎の強調要素が増えたことでこの序列にしました。
▲
スノークラッシャーは新潟記念で強い傾向である可能性を秘める
ディクタス(ハンプトンHP)系の
サッカーボーイ産駒です。非グレイソヴリン(GS)系で勝利があるのはこの血を持った2頭だけです。04年のスーパージーンが
サッカーボーイ産駒で、昨年の勝ち馬アルコセニョーラが母父
ディクタスの
ステイゴールド産駒です。また昨年2着マイネルキッツも
母父サッカーボーイです。◎にしたダイヤモンドSでも、同傾向を活かして3着しました。
△には
ステイゴールド産駒の
アルコセニョーラ・
マイネレーチェル。
ダンスアジョイは◎と同じ
サンデーサイレンス(SS)系×
グレイソヴリン(GS)系です。前走の小倉記念で
グレイソヴリン(GS)系の傾向を活かして大穴をあけました。ただ今回は人気が上がってしまうことと、
父ダンスインザダークが新潟記念に相性が悪い点が気になります。
トウショウシロッコは昨年3着馬で、
SS×
トニービン配合の
アドマイヤベガ産駒です。
SS系×
リファール(LP)系の配合はヴィータローザが2年続けて好走しており今年も注意です。
エアシェイディは
展望で詳しく述べたとおり消し勝負です。
また今開催2000mでも、当馬と同じ
サンデーサイレンス(SS)系×
ノーザンテースト(NT)系が3頭出走してすべて人気敗退しており、買える要素はひとつも見当たりません。
◎13ウェディングフジコ
○12デストラメンテ
▲9スノークラッシャー
△11 3 17 7
次6 15
消16