過去に行なわれた【新潟2歳S】の血統データから血統傾向を見ていきます。
『兎にも角にもフジキセキ!?』 過去の新潟2歳Sの血統データ(7年分) ![]() 現在の新潟芝の血統傾向はこちら 『新潟芝の馬場傾向に変化が!?』 ![]() 同じ新潟芝1600mで行われる関屋記念の展望でふれたように、芝左回り1600m重賞(新潟・東京)で最も買える種牡馬はフジキセキです。関屋記念のタマモナイスプレイは撃沈しましたが、今回の新潟2歳Sは関屋記念よりもさらに強い傾向が出ているレースです。 過去6頭が出走して2-1-0-3の4人1着・15人4着・4人1着・15人2着という成績です。5人14着もありますが、休み明けでプラス30kgだったので除外していいでしょう。ブログ開設前で申し訳ありませんが、昨年は15人気で2着したツクバホクトオーから入ることができました。ここまで来ているなら、ひねらず素直にここから入ればいいと思います。 今年の登録馬では、優先権のあるクロフォード・シンメイフジ、抽選対象のベストブルームがいます。好走馬の配合的な特徴で目立つものは特に無く、フジキセキ産駒であれば何でもござれの可能性もありますが、3頭の中で優劣を付けていきたいと思います。 クロフォードは母父マッチェム(MC)系です。このマッチェム(MC)系ですが、新潟の芝重賞であまりいいイメージがありません。前走福島芝1200mで新馬勝ちしましたが、前回の条件のほうが血統的には似合います。またサンデーサイレンス(SS)系×マッチェム(MC)系というのは大物が出ない配合で、重賞では厳しいとみます。グランプリペガサスくらいしか思い出しませんが、当馬も新馬勝ちから臨んだ函館2歳Sで人気で飛んでいます。フジキセキ自体にもマッチェム(MC)系が入っているので、マッチェム(MC)系のIn Realityの4×4のクロスがありこの血が強調されている可能性も強いです。結構人気しそうなので、フジキセキ産駒ですが相手に留めたいと思います。 シンメイフジは母父ミスタープロスペクター(MP)系です。血統も含めて特に不安点は見当たりません。先週の日曜の同コースで、フジキセキ×レイズアネイティヴ(RN)系が10人気で勝利しているのも前向きな材料です。1人気でしょうが、大崩れはないとみます。 ベストブルームは抽選対象ですが、3頭の中では一番人気薄です。母父ニジンスキー(NJ)系で、過去のワナ・ツクバホクトーと同じ欧州的なスタミナ血統をもっているのもいいと思います。ただここ2戦を見るに馬が幼く、ほとんど真面目に走っていないように見えます。前走小倉組の成績が悪いことも含め、初めての競馬場・左回りでまともに走れるのかという気はします。まあ、伸びしろがあるといえばそうなのでしょうが。ここ2年のエフティマイア・ツクバホクトーのように、道中中団で我慢して直線馬場の真ん中から内を抜け出すような競馬が出来ると面白いと思います。 最後に、フジキセキ産駒が好走した年は前半がしっかり流れているので、そのような流れになるといいですね。今年は前に行く馬が多いようなので大丈夫とみますが。 |
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200909031200 |
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