小倉馬場傾向分析で述べてきたことをまとめておきます。今開催は、1~5週目までがAコース、6~8週目までがBコースで施行されています。そして、今年は「傾向の戻し」を実感することが多く、およそ次のような相関関係があります。
①Aコース3週目→Bコース1週目(第6週)
②Aコース4週目→Bコース2週目(第7週)
③Aコース5週目→Bコース3週目(第8週)
また、傾向は各週ごとに異なる印象で、適性の有無につき、特に注目すべき点を拾い出してみます。
・上記①
サンデー(SS)系優勢 特に第6週は
アグネスタキオン・アグネスフライトコンビのお祭り
・上記②③
ダンチヒ(DZ)系×
ノーザン(ND)系配合のお祭り/
ミスプロ(MP)系×
ミスプロ(MP)系配合好調
・上記③ ダート的パワー血統優勢/
母父マッチェム(MC)系が穴を量産
サドラー(SW)系・フェアリーキング(FK)系・リファール(LP)系などの
欧州型ND系が不振
・通期
SS系×
ヘロド(HR)系が不振
ロベルト(RO)系と
ボールドルーラー(BR)系は馬券圏内も複数あるが、続けて好走できず過信は禁物。軸には不向き。
・土曜注目
SS系×
ネイティヴダンサー(NA)系の配合が4頭出走しすべて人気以上の走り(4人3着・1人1着・10人3着・10人5着)。瞬間傾向(1~2日持続する傾向)として信頼できる配合で、人気薄の2,3着を量産しそうな雰囲気です。ただ、最終週だけに馬場の悪化が加速する可能性もあり、午前中のレースで適性の良さを実感できなければ午後は狙わない方がいいでしょう。
上記③の、5週目と8週目の相関関係は憶測のもとで土曜の競馬に入りましたが、
母父MC系が9人気1着と穴をあけ、
サドラー(SW)系・フェアリーキング(FK)系の人気3頭が敗退と、およそ予想どおりの結果でした。この考察を背景に、1200mの重賞以外のレースについて、評価したい馬(○)と、軽視したい馬(×)を取り上げてみます。
1R
○4ミヤジシェンロン
ミスプロ(MP)系×
ミスプロ(MP)系○10アイファーハイカラ
母父マッチェム(MC)系×1フライトハーン 前走お祭りの
アグネスフライト産駒(ちなみに前走は注目レースに取り上げ◎を打ちました)
×8バンダムクラウス
フェアリーキング(FK)系3R
○6マジカルレッド
SS系×
ネイティヴダンサー(NA)系○10ピサノバロン
SS系×
NA系○9モスキャンピオン
SS系×
NA系○8クリノニケ
SS系×
NA系×16マルセイユシチー 前走お祭りの
アグネスタキオン産駒4R
○7カシノミニパイン
SS系×
NA系×9ドントキリシマ
リファール(LP)系9R
○6シティボス
SS系×
NA系○11トッケンショウヴ
SS系×
NA系×12スワン
サドラー(SW)系