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09年2・3回小倉血統データ(1-8週)
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血統データを詳細まで掲載しており、今何が来ているのか一目瞭然です。
では馬券の鍵となるポイント解説をしていきます。
<芝>
毎週のように変わる馬場傾向を、「傾向の戻し」論によって把握してきたのですが、それが通用したのも土曜の馬場まででした。日曜に組まれた1200mの5鞍では、2ケタ馬番の勝ち馬が5鞍中4頭で、例外の1R9番枠トーコーブロンコも、道中後方を追走し直線大外を強襲したものでした。重賞回顧記事でも述べましたが、日曜は馬場の内目の痛みが相当進行しており、枠順は着順にかなり影響したと見られます。「傾向の戻し」論により相関関係にあると見たAコース5週目の日曜は、2ケタ馬番の馬の勝利数は5鞍中1鞍にとどまり、この点が大きな誤算でした。


・1200m
そんな中、日曜には軽視したサンデー(SS)系のうち、外枠の1人気馬にはやられてしまいました。内でスタミナを浪費するパワー型血統を横目に、外目のいい馬場を周回し、直線では持ち前の瞬発力でスッと他馬を引き離すレースぶりが鮮やかでした(3,10Rなど)。事前の考察では、最終週においてSS系(特にSS系に適性のあった第6週の活躍馬)を重視しない方向でしたので、考察で描き出した馬場のイメージと、現実の馬場との整合性がしっかり取れぬまま最終日が過ぎていった感じです。

最終週の馬場で不振だった系を挙げておきます。開催が変わって適性が上昇し期待値が高まりますので覚えておいて損はないです。まずは、サドラーズウェルズ(SW)系・フェアリーキング(FK)系・リファール(LP)系などの欧州型ノーザン(ND)系が不振です。1頭だけ2着しましたが、「傾向の戻し」論により相関関係にあるAコース5週目と併せて、上記3系の合計は0-1-0-23、人気の敗退8頭と散々です。これらは巻き返しの可能性を大きく秘めます。紙面上馬柱欄には、3回小倉1/2日と、3回小倉7/8日と記されます。この日付のレースで人気敗退している上記3系は、阪神などで欧州向き馬場となれば買いですね。

また、先週に限り、キングカメハメハ産駒(キングマンボKG系)は全く適性がなかったです。5頭出走し、3頭の上位人気が敗退、6人気の馬も12着と大敗しています。小倉2歳Sで1人気敗退したサリエルも巻き返し必至でしょう。


・1800m
ダンスインザダーク(DD)産駒が好調でした。これに対して、SS系×ニジンスキー(NJ)系父NJ系が人気敗退を各2頭ずつ出して不振でした。ダンス自身はSSNJとの配合で、このあたりの傾向に相関性がないのは面白いところですね。これまでも、ダンス産駒と、SS系×NJ配合との間に相関性を感じたことはあまりありません。この点、先週の新潟芝中距離で見られた、ステイゴールド産駒SS系×ハンプトン(HP)系配合との相関性とは異なります。



<ダート>
・1700m
先週はロベルト(RO)系全体で1-0-0-11、上位人気4頭敗退と不振でした。次はRO系の得意とする阪神開催を控えており、こちらも巻き返しが期待できます。

また、日曜は母父ミスプロ(MP)系が5頭出走し、5頭すべてが馬券になりました。中位~下位人気がそのうち4頭を占め、かなり強い瞬間傾向が出たと言えます。地方競馬を見ていてもそうなのですが、ダートは傾向が短期間で出るのが基本的なので、馬券にも瞬発力が求められます。日曜にあと1鞍多く1700mが組まれていたら、大きな実入りが期待できたのですが、残念です。

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200909081200
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