展望ポイント
『阪神芝2000m重賞で強い
サンデーサイレンス(SS)系と
ノーザンテースト(NT)系の血を併せ持つ馬』
『種牡馬自身や産駒が菊花賞・天皇賞春で結果を出している
SS系種牡馬』
朝日チャレンジCの血統データ・展望は
こちら
◎
コスモプラチナは
ステイゴールド(SS系)産駒で、
母母父ノーザンテースト(NT)系です。
展望で分析した通り、阪神芝2000m重賞は
サンデーサイレンス(SS)系と
ノーザンテースト(NT)系の血を併せ持つ馬が強く、特に改修後はその傾向が顕著です。朝日チャレンジCにおいては改修後は4頭出走して連勝、残りの2頭も人気以上の走りをしています。
当馬の父である
ステイゴールドも自身が上記血統条件を満たすので、このポイントをしっかりクリアします。この点は今年同舞台の大阪杯を制したドリームジャーニーと同じです。
コスモプラチナは07年にこのレースに出ていますが、そのときはハナを切らずかなりのスローペースでした。この馬はスローで逃げるより、淀みない流れを作って逃げたほうがいいタイプなので、単騎でペースを作れそうなメンバーなのもいいですね。雨が降っても
ステイゴールドなので巧いでしょう。
○
サンライズベガは、
アドマイヤベガ(SS系)×
ヌレイエフ(NV)系です。
昨年2着トーホウアランは
サンデーサイレンス(SS)系×
ヌレイエフ(NV)系で、3着キャプテンベガは
アドマイヤベガの全弟です。
またコスモプラチナが作る淀みない流れは、スタミナが問われるレースに強い
グレイソヴリン(GS)系の血を持つ馬に有利になります。コスモプラチナの近3勝は、すべてこの血を持つ馬を連れてきています。07年佐渡特別の2・3着は
父グレイソヴリン(GS)系、08年天の川Sの2・3着は
SS系×
グレイソヴリン(GS)系、今年のマーメイドSでは
グレイソヴリン(GS)系の強く出た
タニノギムレット産駒が2着でした。コスモプラチナから買う以上押さえたい血統ポイントです。
SS系×
グレイソヴリン(GS)系の
アドマイヤベガはこの点を満たします。
▲
アルコセニョーラは◎と同じ
ステイゴールド産駒で、この条件は向きそうです。
△と次点には、種牡馬自身や産駒が菊花賞・天皇賞春で結果を出している
SS系種牡馬である、
スペシャウィーク産駒の
クラウンプリンセス、
ダンスインザダーク産駒の
トーホウアラン。
グレイソヴリン(GS)系の血を持つ、
キャプテントゥーレ・シルバーブレイズ・デストラメンテ。
◎12コスモプラチナ
○16サンライズベガ
▲3アルコセニョーラ
△10 8 5 6
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